「大晦日」

2006年12月31日 | 出来事
気がついたら、いつの間にか大晦日でした。
お世話になった皆さまに挨拶まわり中です。
夜は例年出ている、地元の神社の行事に出席してきます。
街に出ると、帰省客が多いせいか、どこも賑わいを見せております。
いつも、こうだといいんですけどね。

今年、一年皆さまには大変お世話になりました。
残り少ない今年を楽しく過ごしてください。
そして、来年も皆さまにとって良い年でありますように。

一時帰宅して、年末恒例の格闘技を今から観てきます・・。

「なんとなく公開討論会」

2006年12月30日 | 選挙
しばらく更新が出来ずに大変申し訳ありませんでした。
知事選関連の会合や、挨拶廻りで今もバタバタしております。

知り合いにチケットを入手してもらったので、先日行なわれた、知事選候補予定者4名による(現在は5名)、公開討論会に行ってまいりました。会場はほぼ満席で、宮崎の政治関係者も多数参加されておりました。

討論会に行っての感想を述べさせてもらえれば、県民はこのような討論会を望んでいたのだろうか?討論会というよりも、それぞれが各項目に5分という持ち時間を持つ意見発表会だったような気がする。しかも、自らの公約やマニフェストなどの裏付けもない意見発表会だった。その場では何でも言える、具体性に欠ける発表会だったのではないだろうか。

ある候補予定者なんか、前日に偶然お会いした会合で「業者の方から、よく言ってくれた。談合はある程度仕方がないとメールをもらうんですよ。ある程度は仕方がない・・・。」とまたしても談合容認か?というような発言をしていたにもかかわらず、「談合はいかんですよ!絶対に許してはなりません!」とその場で言われてた・・。時と場合に言葉を使い分けるのが政治家なのだろうか?

先日、テレビをつけていると、ある番組で自民党の笹川党紀委員会委員長が平然と「政治家は公約を守らない」というような事を言われてた事には唖然とした・・。

話しは討論会に戻るが、質問に対して的を射てない答えも多かったような気がする。県政に対する質問が前提にあるにも係わらず、国政レベルでの答えをする方や男女共同参画の話で子供のおしめ返えを行なった話しや料理の腕自慢の話しをする人や・・・。僕の隣にいた人なんか、事前に渡されていたアンケート用紙に「このような形の討論会は意味がない。」、「国政にでたいのか、県政にでたいのか分からない候補者がいる。」と手厳しく書かれていらっしゃいました。

なんとなく疑問というか違和感を感じる討論会だったような気がします。次の日の新聞報道でも賛否両論の意見が書かれてましたが「人柄が分かった」と公開討論会について賛同してらっしゃる方もいましたが、僕が思うに人柄は大切かもしれませんが、人柄が良いからといって、よい政治が出来るとも限らないのでしょう。

会場から出て行くと、知り合いのマスコミの方が大勢いらっしゃって談笑したのですが、「どうでした?」と言われるんで「意見交換会でしたね。」と答えると「そうでしょう?これじゃ・・・」とマスコミの方達も言われてました・・。何を訴えたいのか分からない討論会だった気がします。

どの候補予定者にも、新しい宮崎県政を築いてもらう為に頑張ってもらいたいです。

「生活維新」

2006年12月30日 | 政治
http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/200612cm_30s_v300.asx

新しい民主党のCM「生活維新」が製作されました。
上のアドレスでご覧になれます。

テーマは、「政治とは生活である」という民主党の政治理念に基づき、民主党が自ら政権を担って実現する国民の「生活維新」という政治目標だ。「生活維新」とは、企業・業界の利益を優先してきたこれまでの政治のやり方を根本的に改め、政治が国民の生活を直接支援して、暮らしを豊かにし、格差も是正するという基本政策であり、民主党のめざす「本物の改革」の中心課題と位置づけられる。

今回のテレビCMは07政治決戦の旗印として「生活維新」を高く掲げ、それを実現するために民主党が一丸となり、決戦に勝ち抜く決意を国民にアピールし、企業・業界の利益優先に固執する自民党との違いを鮮明にする。
                             (民主党HPより)

「指導者の条件」

2006年12月24日 | 選挙
来年初頭の「出直し知事選」で、私たち宮崎県民は「私たちの次の指導者」を決めなければならない。

現時点で、正式に出馬表明及び、出馬に意欲を示してる方は4名いらっしゃる。最終的には、この構図で選挙が行なわれるのではないだろうか。

松下幸之助は自著の「指導者の条件」で、指導者は熱意を持たなければならないと条件の一つにあげている。

熱意こそものごとをなしとげるいちばんの要諦だと思う。
なんとなくやりたい、という程度ではなかなか事はなるものではない。
なんとしてもこれをやりとげようという熱意があって、はじめて知恵も湧き工夫も生まれてくるのである。
特に指導者は、こと熱意に関してはだれにも負けないものを持たなくてはならない。
知識なり、才能なりにおいては、人に劣ってもよいが、熱意については最高でなけれなならない。


知事選の候補をみれば、熱意がむき出しの方もいれば、熱意を感じない人もいる。
明らかに、党内の事情で、本人の熱意というよりも、党の問題として決まった人もいる。だから、知事選出馬が取り沙汰された際も「知事選への熱意」を県民に語るのではなく、「党」という言葉が何度も何度も口から出てきたのかもしれない。

ぜひ、知事選は松下幸之助氏の「指導者の条件」である「熱意を持つ」を参考に、候補者を選んでいただきたい。

情熱や熱意があれば、どんなに壊す事の出来ない壁も必ず崩すことが出来る。

「年末とアートな街計画」

2006年12月23日 | 出来事
昨日から年末の挨拶にお伺いしてるのですが、どうも年末という感じが未だにしません。去る時に「よいお年をお迎えください。」と言って去っていきますが、なんかポカポカ陽気のせいか、その言葉に大変な違和感を感じております・・。

そんな中、ノロウィルスは猛威をふるっております。
僕も数年前に、友達の子供にうつされた経験を持っておりますが
嘔吐・下痢・高熱と大変に苦しい病気です。
帰宅後の手洗い・うがいぐらいでは対処法になるかわ分かりませんが、
充分な予防線は張っておかなければなりませんね。
みなさんも充分に気をつけてください。

話しは、年末の話に戻りますが、夜は夜で、忘年会の後は家でゲームしたり、恋愛話したり。人生の先輩達にお話しを聞くのも楽しいですが、同じ年代でたわいもない話をするのも楽しいでね。夜中まで話してましたが、久々に楽しい話ができました。

ちなみに、本日付で「宮崎アートな街計画」の実行委員に就任しました。
宮崎アートな街計画HP http://www.miyazaki-art.com/
アートによる町興し、観光地興しに協力してくださる方を募集しております。
よろしくお願いします。

「クライマーズ・ハイ」

2006年12月20日 | 出来事
「クライマーズ・ハイ」という地方新聞記者を主人公にした横山秀夫のベストセラー小説がある。僕は読んだことはないんですけど、NHKでドラマ化された作品を数ヶ月前に観ました。

舞台は1985年8月12日。この日、日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山に墜落しました。未曾有の大事故を報道する新聞記者の興奮や混乱に満ちた日々を、「クライマーズ・ハイ」は描いてます。

「クライマーズ・ハイ」を観て、どんなに新聞記者という仕事が大変なのか実感しました。他社よりも正確なニュースを翌日の朝刊で伝える為に、締め切りギリギリまで粘り。また、翌日には新たな情報を得る為に取材にでかけ、原稿を書き、編集し、また新たな情報の確証を得る為に締め切りギリギリまでねばり・・・。
過酷というか、戦場というか・・。

職業柄、多くのマスコミ関係者と接する機会があります。特に、最近は頻繁に電話がかかってきたり、取材されたり、ネタを探りに事務所に訪ねてこられたり・・。
中には、他県から応援に来られてる記者さんもいます。

取材されてる記者さんの話は、ヒットしてる情報もあれば、「え?」っと思う情報もあったり。逆に取材力が分かったりします(笑)。

そんな記者さん達ですが、「クライマーズ・ハイ」並みに過酷な労働なのか、「こんな時間まで仕事してるの?」と脱帽してしまうぐらい、事実を伝える為に遅くまで頑張っておられます。お疲れさまです。

毎日、何気なく読んでる新聞ですが、多くの記者さん・新聞に従事する人の汗の結晶なんです。

「新聞に妻が・・・」

2006年12月19日 | 出来事
朝、何気に新聞を読んでると某新聞に自分のコメントが載ってた・・。
う~ん。ちょっと、文章をはしょってたりするからニュアンスが違うな。

別の某地方紙に読んでると、自分の嫁が大きく載ってました・・・。
元保育士・元幼稚園教諭をしていた嫁は、今でも子育て応援のボランティアなどをしていて、先日 日南で行なわれた子育て応援フェスティバルでボランティアしている時に写真を撮られたみたいです。

「硫黄島の武士道」

2006年12月18日 | 政治
大東亜戦争中、国を守る為に多くの日本人が命を捧げた。

中でも、米軍の死傷者数が日本軍の死傷者数を上回った唯一の闘いは、硫黄島での戦いだった。

米軍の総攻撃の前に、5日も持たないと言われていた戦いで、陸軍中将軍 栗林忠道以下多くの日本兵が自らの命を捧げ、硫黄島という小さな島を36日間守り抜いた。

クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」の中で、渡辺謙演じる栗林忠道中将は、「我々の子供らが、日本で、一日でも長く安泰に暮らせるのなら、我々がこの島を守る一日には意味があるんです。」と硫黄島という小さな島を守る意義を訴えた。

彼らは、本土からの支援もないまま、祖国の為に最後の一兵になろうとも戦い抜くと覚悟した。本土にいる軍の司令部は彼らは見捨てた・・・。しかし、彼らは国の為、自分の家族の為に命を捧げた。そこには、硫黄島で戦う日本兵の武士道があった。

この日本に、そして我が宮崎県に、これ程の覚悟をした者達はいるのだろうか?

官製談合の問題、そして前知事の逮捕を受けて県政は大変、混乱している。

自分に対する自戒も含めて、どれだけの政治家が県民の事を考えて行動しているのだろう?

やり場のない怒りにも似た感情がある。司令部から見捨てられた、栗林中将の気持ちが分からないでもない。

「広報」

2006年12月17日 | 出来事
先日、新聞を見ていたら安倍総理の顔が大きくドーンと載ってる広告を目にした。

僕はてっきり、自民党の広告なのかなと思ったら。よーく観ると、政府広報だった。政府広報なので仕方がないが、安倍総理の顔が大きかったのは、なんとなく意図的なものを感じた。

最近は放送されてないが、我が宮崎県でも官製談合の問題が大きくなるまで安藤前知事が出演するCMが何度となく流されていた。「きっと元気。ほっと、みやざき。」という県のキャッチ・フレーズを流すもので、知事が県のキャラクターを色々な方と描いてるだけで、別に何かを伝えるものでもない・・・。これじゃ、知事のプロモーションビデオだと言われても仕方がないだろう。

広報として使うのであれば、もっと意味のあるものを作ってもらいたい。
多額の税金が支払われてるのだから。

「談合問題に関して」

2006年12月17日 | 政治
最近、政治ではなく「政局」について語ってる事が多かった・・・。
今日の会合で同じく政治を志す若者に指摘されました・・・。

そんな中、「いつきさんは、官製談合の問題についてどう思ってるのか?」と問われました。その場では、色々と述べさせてもらいましたが、この場でも何点か述べさせてもらいます。

僕の考えは、知事や公務員といわれる方々が、特定の業者に仕事を取らせる「官製談合」は論外といいますか、決して許されるべき行為だとは思いません。以前書いた「談合」(12/9)でも触れましたが、選挙における「恩と見返り」の関係が「官製談合」を助長させています。この関係を断ち切らない事には根本的に「官製談合」の問題は何も解決しないのではないでしょうか。私達の血税が、特定の業者の利益の為だけに使われるという事は断じて許すわけにはいきません。

この談合の問題を論じる場合に、よく耳にするのが、「広く参加させて、一番安いところに取らせる方が税金も浮くのではないか?」という意見です。「お金」の事だけを考えれば、その意見は最もだと思うのですが、11月25日の「悪いのは、談合>ダンピング ?」でも述べましたが、コストの問題だけで落札を突き詰めていくと「ダンピング」の問題も出てきます。

資本力のある大手なら、安く叩く事も可能でしょうが、それ以外のところは落札するのも困難になってくるでしょうし、下手したら「手抜き」などをしてコストを下げるという手段を取って対抗してくる可能性もあります。大手の弱いものいじめや、赤字覚悟の入札、下請け泣かせ、手抜き工事などマイナス面もあります。談合は悪いですが、適正な価格で競争が行なわれなければなりません。

防止策として僕個人の意見を述べさせてもらえば、

①受注希望型競争入札の実施(一般競争入札の一種で地区要件など条件をつけたもの)・(談合防止の為)。

②地域の実情にあった最低制限価格の設定(ダンピング防止の為)。

③入札時に下請け業者名と金額の記載を義務付ける(下請け泣かせ防止の為)。

④公共事業に参加する業者(入札も含む)の選挙への加担や献金の禁止(この場合は、抜け道防止策として従業員の休職による個人的な支援等も禁止する)・(官製談合・政治家による口利きを防止する為)。

を実施すれば、完璧ではないでしょうが、ある種の改善はみられるのではないでしょうか。

この件に関して、みなさんのご意見も聞かせていただけたら幸いです。