租税の扱いや環太平洋連携協定(TPP)に関する勉強会等で、連日のように会議をハシゴしている。
ここ数年で日本の経済的な地位は低下していると色々な所で言われる。
一人あたりのGDPの世界ランキングは、2000年は3位だったのが、2008年では23位に。
世界GDPにしめるシェアは、1990年は14.3%だったのが、2008年には8.9%へ。
IMD国際競争力は、1990年1位だったのが、2010年27位へと推移している。
外国企業による拠点機能別評価でも、日本はあらゆる機能でアジアでの中核拠点としての競争力を急激に失った。(ちなみに中国が全て1位)
そのような不安があるのか、唐突に「TPP参加が検討」が政府の方から打ち上げられた。それを受けて、様々な勉強会等やPTが民主党内で連日のように開かれている。
TPPに関して、マスコミは農業分野が足を引っぱるような書き方もしているが、このTPPは「農業開放」というような単純な話ではすまされない。このままいくと、非関税障壁等の規制緩和も他国は要求してくるのではないだろうか。
「第三の開国」と言われる方もいるが、我が国にとってメリットがない「開国」であるならば、断じて受け入れるべきではない。
昨日は、農業とまったく関係ない団体の方とお話する中で、「TPPを自分達とは関係ないと思わないでください。規制緩和要求なども考えられるので影響が出ますよ。」とお伝えさせていただきました。唐突にTPPが出てきただけに、多くの方が内容・中身やどのように対応していいのか分からないようだ。そのせいか、他の案件よりも関連のある団体の動きがいつもよりも遅いように感じる。
まだ、勉強会等は終了しているわけではないが、今まで色々な方からのお話を聞く上では、私としては日本が参加して得られるメリットというのは少ないような気がする。
また、マスコミが一連のTPPの動きをみて、小沢氏に「近い」か、「アンチ」かというような視点で、この問題をとらえようとしている。皆が面白がって、購読数が伸びるや、視聴率が上がるといった事しか考えてないのだろうか?事実じゃないような事を、流そうとしようとする姿勢には疑問を感じます。
ここ数年で日本の経済的な地位は低下していると色々な所で言われる。
一人あたりのGDPの世界ランキングは、2000年は3位だったのが、2008年では23位に。
世界GDPにしめるシェアは、1990年は14.3%だったのが、2008年には8.9%へ。
IMD国際競争力は、1990年1位だったのが、2010年27位へと推移している。
外国企業による拠点機能別評価でも、日本はあらゆる機能でアジアでの中核拠点としての競争力を急激に失った。(ちなみに中国が全て1位)
そのような不安があるのか、唐突に「TPP参加が検討」が政府の方から打ち上げられた。それを受けて、様々な勉強会等やPTが民主党内で連日のように開かれている。
TPPに関して、マスコミは農業分野が足を引っぱるような書き方もしているが、このTPPは「農業開放」というような単純な話ではすまされない。このままいくと、非関税障壁等の規制緩和も他国は要求してくるのではないだろうか。
「第三の開国」と言われる方もいるが、我が国にとってメリットがない「開国」であるならば、断じて受け入れるべきではない。
昨日は、農業とまったく関係ない団体の方とお話する中で、「TPPを自分達とは関係ないと思わないでください。規制緩和要求なども考えられるので影響が出ますよ。」とお伝えさせていただきました。唐突にTPPが出てきただけに、多くの方が内容・中身やどのように対応していいのか分からないようだ。そのせいか、他の案件よりも関連のある団体の動きがいつもよりも遅いように感じる。
まだ、勉強会等は終了しているわけではないが、今まで色々な方からのお話を聞く上では、私としては日本が参加して得られるメリットというのは少ないような気がする。
また、マスコミが一連のTPPの動きをみて、小沢氏に「近い」か、「アンチ」かというような視点で、この問題をとらえようとしている。皆が面白がって、購読数が伸びるや、視聴率が上がるといった事しか考えてないのだろうか?事実じゃないような事を、流そうとしようとする姿勢には疑問を感じます。