「気になること。」

2008年05月28日 | Weblog
連日、総務委員会・決算委員会で長時間拘束されております。

明日は総務委員会で70分の質問に挑みます。お題は「特定電子メール法改正案」に関してです。当初は質問時間40分と聞いていたのですが、60分、70分と質問予定日が近づくにしたがって、質問時間の枠は上げられていきました。なんでだろ?

最近というか、前から気になる事があります。

会合にでて、終了時間を迎えると、「中締め」や、「締め」をする際に
「一本締め」といって、「よ~お。ポン。」っと「一丁締め」をされる方が多い事です。

「一本締め」は、「トトトン。トトトン。トトトン。トン。」です。

万歳三唱も手を挙げる時に間違う人がいるんですよね。

いつも、気になるんですよね。

写真は、国会内の風景であります。

同僚議員の間でも「CHANGE」を観てる人が多いようで、話題になる事があります。
注目されてるドラマですので、ドラマに負けないように頑張らねば。

今から夜の会合に行ってきます。




「住吉浜視察」

2008年05月26日 | 環境問題
金曜に東京黒潮同窓会(母校・日南高校の同窓会)に出席した為に、土曜の朝一で地元・宮崎に戻った。三ヶ月前から予定していた、住吉浜を視察する為だ。以前から、このブログでも触れてますが、浸食が深刻な問題となっている住吉浜にヘッドランドと呼ばれる人工岬を造り砂浜の復元を目指す計画があります。

ヘッドランド工法に反対している「ひむかの砂浜復元ネットワーク」の案内で、住吉浜そして、人工リーフで問題となった赤江浜を、民主党の井上県議、後藤市議、郡司市議、社民党の徳重市議と現地視察を行いました。

住吉浜では二ヶ所視察をさせてもらったのですが、最初の浜は、まったく砂浜がなく、ただただ驚かされた。二ヶ所目の砂浜は、アカウミガメが産卵に訪れた痕跡が残されており、子供達も砂浜で楽しそうに遊んでおり、この「豊かな自然」を残していかなければならないと強く感じました。そして、また深刻な砂浜の浸食の問題。地域の住民の方も困っている、この問題。解決するには、砂浜を復元するしか方法はないわけです。

そこで、検討されているのがヘッドランドと呼ばれる人工岬を造って砂浜を復元させるやり方だ。特に日本の海岸で行われている工法で、成功している所もあります。(という事は、失敗している所もあるわけです。)

私は今現在、この「ヘッドランド」には懐疑的であります。このヘッドランドによって、一部の砂浜の復元はできたとしても、他の場所で新たな浸食問題を引き起こす可能性がある事と、住吉浜の浸食の根本的な問題としては、宮崎港など川の河口に巨大な海に突き出している人工構造物を建設した事も一因で、ヘッドランドを建設したところで解決するとは思えないからです。

ヘッドランドで、どのようになるかは分かりませんが「グーグル・アース」で、赤江の宮崎空港を見ていただければ、なんとなく想像はつきます。空港の沖合に伸びてる滑走路を「ヘッドランド」だと思って見ていただくと、その両サイドには砂浜のような物ができております。たぶん、ヘッドランドを建設した場合は、このように砂浜が形成されていく事でしょう。しかし、周辺の砂浜を見ていくと明らかに砂浜の量が空港周辺よりも減っております。砂の供給量は変わらないわけですから、砂の取り合いになって増える所と、減る所がでてくるのではないでしょうか。

自然を壊し、人工構造物を造るというのは簡単な事ですから、まずはあらゆる分析を行い、養浜や、海外で試されているサンドバック工法などを試してみるのがいいのではないかと思います。私は、できる限り砂浜は自然に近い形に戻すべきだと思います。

しかし、技術的な問題もあり、自然に戻す事は困難で、様々な工法(諸外国で試されてる工法や、新たな工法など)を協議しても、「ヘッドランド」でしか砂浜は復元できないと結論にいったったなら、それは仕方がないのかもしれません。

今後は、国土交通省による説明、そして地域住民の方との説明を聞いていきたいと思います。


「野党になる準備」

2008年05月23日 | 政治
昨日、差し替えで委員になり外交防衛委員会で行われた防衛省汚職事件に関する宮崎元伸氏に対する証人喚問に出席してきたのですが、自民党が審議を拒否して証人喚問を欠席したのには驚かされました。

証人喚問では秋山氏に一億円を送金するよう指示した事や、額賀財務大臣と宴席をともにした事など(額賀氏は以前から否定)宮崎証人本人の口から述べられました。事実は一つしかなく、当事者同士しか分からないのでありますが、この世界は真実が何通りもあるようで、残念です。

一連の疑惑を解明するチャンスが証人喚問であるわけですが、与党という立場でその解明するチャンスを放棄した姿は残念であります。

マスコミを通すと、ねじれ国会になり、野党が審議を拒否し、法案を否決してるような印象を与えておりますが、本日の本会議での法案にしろ、我々は全て賛成。いくつかの法案で自民が反対票を投じております。我々が参院で通した法案も、衆院ではちゃんと審議されてなかったり。なんとなく、与党が野党になる準備をしてるのかなという風に見えます。

今日は母校・日南高校の東京黒潮同窓会に出席し、明日・宮崎に戻り、住吉浜の視察を行います。

写真は、先日 延岡にいった際に撮ったものです。


「拉致問題で質問に立ちました。」

2008年05月22日 | 外交・防衛
昨日の決算委員会で北朝鮮による拉致問題と郵政に関して質問させてもらいました。

郵政としては、
・日本郵政と日通の宅配便事業の統合による合理化と、その方向性に関して。
・統合を進めることによる、郵便サービスの質の低下についての会社の認識。

以上2点を質問させていただきました。

九州のJP労組のアンケートでも、実に54%にも及ぶ利用者の方が、民営化によって「郵便局が不便になった」と捉えております。

小泉元総理は、「サービスは向上する」といって自民党は郵政選挙で大勝したわけです、しかし現実は違う方向へと進んでいる。

来年三月には見直しの期限がきますが、政府にはきちっと検証していただいて、制度の問題点を改めていってもらいたいものです。


北朝鮮による日本人拉致の問題に関しては
・福田内閣の北朝鮮に対する姿勢
・日朝交渉の現状
・洞爺湖サミットにおける拉致問題の取り扱い
・5月12日に宮崎日日新聞の一面で報じられた「2004年に、ひそかに訪朝した拉致問題担当の内閣府事務官に対して、北朝鮮側が政府認定していた以外の被害者の安否を示した」件に関する事実確認
・政府認定の基準
・拉致問題の解決とは何か?
・拉致事件の現在の捜査状況
・田中実さんを巡って兵庫県警に刑事告発された案件の現在の捜査状況
・韓国との情報交換の状況
・拉致実行犯シン・グァンスの身柄引き渡しに関して
・米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除を行った場合の、日本政府としての対応

などを質問させていただきました。

この問題に関しては、書く事もありますが
今から、委員の差し替えで、参院外交防衛委員会における証人喚問に出席してきますので、また後日書きます。


「OB会」

2008年05月20日 | 出来事
週末はお世話になってる旭化成霧島山麓地区OB会の総会に出席してきました。
霧島山麓地区のOB会総会には、3年連続ででています。

総会以外にも、グランドゴルフ大会やバスツアーなども一緒にさせていただいて、ほんと皆さんには孫のように可愛がっていただいております。

選挙の際も、OB会の皆さんが中心となって都城事務所を守ってくださいました。
ほんと、感謝しています。

昨夜は地元宮崎から、町村の議長さんが上京され、地元選出国会議員との意見交換会と懇親会がありました。私は決算委員会の都合上、懇親会だけ出席させてもらいましたが、国が国策で勧めている地上デジタルの問題は深刻であります。特に宮崎のような山間地が多くある所では難視聴区域がでる可能性がおおいにあり、地方自治体の財政を圧迫する恐れがあります。

国が国の都合で、住民に押し付けるわけですから、それによって不利益が被らないよう総務委員会のメンバーとしても、ちゃんと財源確保に向けて主張していきたいと思っております。

しかし、酒が弱い私は、皆さんに飲まされて・・・。
色々と楽しくお話させてもらったから良かったですけど、「飲めません」とも断れないので。
家に帰ったら大変な事態になりました。

家に帰り、録画していた「CHANGE」を見ましたが(某党の大物政治家までが、パーティーで、このドラマを引き合いに出しています。)、木村拓哉演じる朝倉は、当選直後なのに、もう総裁候補に・・・。

明日は、決算委員会で質問です。
拉致問題を中心に質問します。


「CHANGE」

2008年05月14日 | 政治
木村拓哉主演の「CHANGE」が始まった。
ストーリーは、小学校教師・朝倉啓太(木村拓哉)が父親である福岡選出の国会議員の事故死を受けて、後継候補として補欠選挙に出馬し、総理に上り詰めるという設定らしい。
(http://wwwz.fujitv.co.jp/change/index2.html)

調査によると、初回平均視聴率は23.8%と好発進だそうだ。
放映当日は時間がなく観られなかったので、録画した番組を深夜に観た。
政治・選挙に携わる人間として、突っ込みたい所もいくつかあったが、さすがにキムタク作品とあって、面白い。
今後、このドラマがどの様に展開していくのかに注目したい。

ちなみに、このドラマをきっかけに、多くの人(特に政治に関心の薄いといわれる若者に)に政治に関心を持っていただけるとありがたいです。

ところで、実際の政治の現場に話を戻すと、
昨日、今国会3度目となる「3分の2」再可決が使われた。

マスコミの取材等でも答えていますが、私は「3分の2」再可決は憲法で規定されたものなので使う事に関しては、場合によっては仕方のない時もあると思います。

しかしながら、「3分の2」再可決は、いわゆる「伝家の宝刀」であり、再可決を乱発する政治手法には違和感を覚えます。(そういう意味では、解散権や内閣不信任案、問責決議案も同じ。)

昨年夏の参議院選挙により、いわゆる「ねじれ国会」という状況が生まれた。
政府・与党は、二院制の一院である衆議院でしか、多数を占めていない。
もう一院の参議院は、野党が多数を占めている。

このような状況下で、衆院・参院の意見や議決が異なる事は想定されるわけである。
じゃあ、意見が異なる可能性がある場合は、どうするのか?

衆院で決めた事に優越があるので、参院の意見は無視して、「3分の2」を行使する。
それでは、参院の意思はどうなるのか?二院制の否定にもつながる。

ハナから参院の呑めない法案を出すようなら、参院は「参院の意思」として反対する。

政権担当能力のある政府・与党の役目としては、この「ねじれ現象」下では、参院の呑めるような法案を出す役目があるのではないだろうか。

その上で、参院が呑めるよう努力した法案なのに、参院が反対したのなら、「3分の2」再可決の「伝家の宝刀」を抜く事は仕方のない事である。

じゃあ、今までの「3分の2」再可決を行った、三つの法案はどうだったのだろうか?
昨日の道路特定財源を10年間維持するという特例法改正案も、閣議決定と矛盾する法律を国権の最高機関である国会が認めるというものだ。矛盾だらけである。

今後も政府・与党は「3分の2」という刀を振り回すのだろうか?
福田内閣が閣議決定した一般財源化の使い道にしても、基礎年金の国庫負担の割合の問題にしても、そして来年1月で期限切れを迎えるテロ特措法の延長にしても、「伝家の宝刀」を振りかざしていくのであろうか?

その「伝家の宝刀」で斬っているのは、国権の最高機関の一翼を担っている参議院であり、民主主義、そして国民であるようにしか思えない。

木村拓哉演じる朝倉総理なら、相手が思うようにならないからといって、「伝家の宝刀」を簡単に抜くのだろうか?

(写真は田中まきこ議員と会合した際に撮影したものです。)


「現実な声」

2008年05月13日 | 政治
週末は、ライオンズの清掃活動と高原町の「神武の里総合武道大会」に行ってまいりました。

神武の里総合武道大会は19回目を迎え、種目も剣道、柔道、空手、弓道、そして四半的と5種目、参加総数4000人と盛大な大会です。

剣道場で来賓祝辞をした後、四半的会場に顔を出すと、
皆さんが、「外山さん。せっかくだから、打っていきなさい。」と言われ、
自分の所属する油津チームではなく、延岡チームに入れてもらいました。

結果は「9本、8本、9本」の26本でした。
皆さんから「外山さんは、練習もしてないのに、上手いな~。」と感心されたわけですが、
皆さんほとんどが30本という現実・・・。

四半的は県内各地から人が集まるのですが、大半の方は現役を引退されたご高齢の方々です。
やはり、皆さん今回の後期高齢者医療制度にはご立腹で、「これは改めてもらわな、困る。」という声ばかり。

現場の現実の声は、「後期高齢者医療制度」は認められないというものなんですよね。その声を真摯に我々、国政に携わる人間は受け止めなければなりません。

日本の医療費は政府の主張する程、高くはありません。
医療費の自然増2200億円分(税負担分)は、これは自然増なわけですから止める事はできません。
しかし、政府の政策は、この自然増2200億円を押さえつけるやり方を行っているわけです。増える医療費を患者や現場の声を無視して抑制するようなやり方ではなく、予防医学の促進や、そして欧米よりも割高となっている薬価や医療機器費を見直して財源を確保すべきだと、私は思います。

四半的の方々は県内各地から車を使って集まっているので、ガソリン税や、高速道路の話にまで及びます。
「外山君、ほんの一か月やったけど。全然、違った。」と暫定税率の廃止による効果を強調される方もいらっしゃいました。

国民の生活は逼迫している。景気も落ち込み、特に地方はその恩恵に授かれていない現状では、景気を刺激する意味で、皆さんの生活を支える為には減税しかないのではないかと思います。

昨日、参院において道路整備財源特例法改正案が否決されましたが、総理が主張する事とも矛盾する法案が出されているという現実と、「必要な道路」と「無駄な道路」が区別さず、ごちゃまぜになっているという現実があります。

また、ごちゃまぜにされてるから、なかなか必要な道路に重点的に財源が投入されず、道路整備が遅れているという現実があります。

四半的の皆さんと話していると、高原まで来るのに、ほとんどの人が高速道路を使われていないという現実に直面しました。料金が高いのと、一般道を使ってもあまり変わらないという現実もあるようです。

さすがに延岡の人達は、西都から高速道路を使ってると思って「西都から高速だったんですか?」と尋ねると、「うんにゃ。農道を使った方がはえかい。そっち、使ったが。」と言われました。

乗ったが便利だが、高くて乗れないという現実。
私は今でも高速道路無料化論者ですが、一般国道・県道・農道・高速道路等々、縦割りで整備するのではなく、連携して整備しなければ、造っても意味のない道路というのは数多くでてきてしまいます。

皆さんと話すと、色々と「現実」を教えていただけます。
この現実を直視しなければなりません。

「質問でのこと」

2008年05月08日 | 政治
先日、地元事務所に戻ると振動障害の患者さんが挨拶にこられてました。
また、別の患者さんからもお電話が事務所にかかってきました。

訪問や電話の用件は、国会で振動障害に関して取り上げた事に関する謝意だったのですが、自分としては、引き出したかった答えを引き出せなかった悔しさの残る質問だった。

しかし、患者の方々にとっては今まで取り上げられる事がなく、問題解決へ一歩でも前進していると感じていただけたようです。なんでも、この「振動障害」に関しての質問は過去にも国会でそれ程、取り上げられてなく、患者の一人は「わしらに、光があたったようなもんです。」と言われました。

私も以前、お邪魔した方から「外山さん、私の手を触ってごらん。」と言われ、手を触ると、指先だけが非常に冷たかった事を今でも覚えております。その患者さんから「助けてください。」と言われました。

高度経済成長を支えた方々が負った代償である振動障害が、地域によって認定の格差が生じ、通達なども無視される行政が行わる事に関しては疑問を感じます。

また、患者の方の大多数は高齢の方です。その方々が一人でも多く、救済されるよう、一人の議員として頑張ってまいります。

話は変わりますが、決算委員会で質問した生活保護受給者に対するジェネリック薬品強要の件は記事として取り上げられたようです。

某新聞の記者さんが、「すみませんでした。」と謝るので、「なんだろ?」と思っていると、
次の日にこの問題の記事を書いた際に、名前を間違い、しかも似た名前の別の党の議員の質問と記載したとの事でした・・・・・。(笑)
なんでも、生活保護関係の質問は某党が多く、名前も似てたので調べずに適当に記事を書いた記者が載せたのだろうとの事・・・・・。

次の質問が決まりました。
決算委員会の総務省分が先かと思ってたら、総務委員会の「特定電子メール法」で質問に立つことが決まりました。
準備を急がなければ。

「安近短」

2008年05月07日 | 出来事
中国の胡錦濤国家主席が来日している関係で、都内は物々しい警備となっております。

今回の首脳会談で、ガス田の問題、餃子問題、チベット問題等々が、いかに話し合われるのか期待しますが、
パンダ外交というカードを持つ中国のペースに飲み込まれるのではないかと不安もよぎります。

ちなみに、パンダの貸出は一対で年間1億円もするそうです。


GWも、あっという間に終わりましたが、どのように過ごされたでしょうか?

ガソリンの高騰、特にGW中にガソリン税の再値上げを踏み切った関係で、「安近短」で済ませる方も多かったようです。
県内の行楽地は家族連れで賑わったそうですが、
モアイ像で有名な「サンメッセ・日南」も前を走る国道が渋滞する程賑わっておりました。

ちなみに、GWという言葉は、五月初旬に大作を封切する映画会社がキャンペーン用に作った造語だそうです。

私はというと、5月1日はメーデー3ヶ所で挨拶をさせていただき、
次の日からは支援者への挨拶まわりと、写真家の小河さんの個展、現代美術家の小松さんの企画展を鑑賞し、
街頭演説を県央・県南で行い、青年団の方々のBBQに顔を出させてもらったり、結婚式出席の為に名古屋に行ってきました。