「復興へむけて」

2010年08月29日 | Weblog
ようやく、終息宣言がでました。枝野幹事長が終息宣言だされた日に来県され、県知事との意見交換、被害にあわれた農家の方々と復興に向けて意見交換をされ、我々も同行をしました。週末は、えびので行われた口蹄疫合同慰霊祭、宮崎での慰霊祭、そして今朝、高千穂で再開されたセリに足を運びました。

4月20日に第一例目の口蹄疫が確認されてから、終息宣言を迎えるまでの約4ヶ月間は畜産農家の方はもちろんの事、我々、宮崎県民にとって非常に長く、苦しい期間でありました。

今回の口蹄疫は10年前と比べ、非常に伝染力の強いO型ウィルスだった事や、畜産地帯で起こった事により、未曾有の被害をもたらしました。多くの犠牲と多くの方々の献身的な活動により、他県にまで拡大することなく、終息する事ができました。

口蹄疫は畜産農家だけでなく、他の農家や商業者、さまざまな産業に深刻な影響を与えました。今後は畜産業の再建にとどまらず、口蹄疫被害によって疲弊した宮崎の産業と経済を早期に立ち直らしていかねばなりません。また、同時に何が問題だったのか、どのように感染していったのか等の検証を充分に行い、しっかりとした防疫マニュアルを確立しなければなりません。

政権与党の議員として、「宮崎の復興」に向けて頑張ってまいります。

昨日の慰霊祭、本日の初セリに向かう時に、両日とも「虹」を見ることができました。
復興に向けてスタートした日に、「希望」にむかって「上を向いて歩いていけ」と天が激励しているのかもしれません。


「えびの送信所」

2010年08月25日 | 日常活動
今朝は早くから川村・道休両議員と農水省と口蹄疫対策に関して協議、その後、川南の畜産関係者との意見交換。制度を作ったり、運用する上では利用する方が利用しやすい制度にしなければならない。再度、訪問させていただき、現場の皆さんの声を我々、政治家や役人が聞かなければならない。

えびの議会の皆さんと海上自衛隊のVLF送信所に関して民主党幹事長室に要望。(この後、防衛省にも参ります。)とにかく、約20年前にえびの送信所を設置する際に結ばれた国とえびの市との覚書は守ってもらわないといけない。えびの側は何度も陳情・要望を地元国会議員や国に対して行ってきてたが、私が野党時代に総務委員会で質問するまで質問等をされた形跡はない。

私は防衛というものは、大変重要なものだと思ってるからこそ、基地を提供している自治体を国が騙すような事をしてるのであれば、それは決して許す事ができない。さらにいえば、国防を考える上で、世界トップといわれる我が国の潜水艦の能力は不可欠である。中国海軍が空母を建造しようとしている昨今、潜水艦の役割は今後ますます重要性を増していく。

それだからこそ、国に一箇所しかない、このVLFの施設に対して、国にはこの重要性をもっと認識していただきたいし、自治体と結んだ覚書はしっかりと履行していただかないと困る。

「防衛予算」

2010年08月24日 | 日常活動
防衛部門会議から戻りました。来年度予算概算要求、パキスタン水害への自衛隊の派遣、防衛省開発航空機の民間転用等に関して話し合われました。

明日はえびの市の市議会の方々と私もずっと国会で取り上げている「えびの送信所」の件で幹事長室、防衛省にまいります。

「戦没者慰霊祭」

2010年08月23日 | 日常活動
先ほど上京しました。国交省港湾局との打ち合わせをし、今日は総務、国交の部門会議、そして口蹄疫WTと各省との打ち合わせを行う予定です。

東京ー宮崎を行ったりきたりで、最近、自分でも、どっちにいるのか分からなくなってくるぐらいバタバタしております。先日、地方六団体との会合の為に朝6時40分発の飛行機で地元・宮崎に戻ると、離陸してしばらくして、いつもと飛んでるコースが違うなと思ったら「羽田に引き返します」とのアナンスが・・。出発が遅れる等は経験しておりますが、引き返されたのは初めてでした。

その後の地元での予定は、地方六団体との会合、県連政策会議で市長会からの要望、口蹄疫鎮魂祭、政治スクール、地元挨拶まわり、戦没者慰霊祭などでした。戦没者慰霊祭に出席し、退席しようとすると、ある方から「いつも、あんただけやな。」と言われました。私の考えは、以前にも述べさせていただきましたが、一国民として、一国会議員として戦争で亡くなられた英霊や戦没者の皆さんには、哀悼の誠を捧げなければならないと思い、いつも出席をさせていただいております。

それは、戦没者慰霊祭だけではなく、北方領土返還を求める大会でもそうでありますし、国会の開会式で行われる天皇陛下のお迎え、お見送りもそうであります。本来、当然やらなけばならない事をやれない議員が多いのではないかと思います。特に「保守」と名乗ってる人ほど、そういった事を疎かにされてるのが私には残念でなりません。

「日帰り上京」

2010年08月19日 | 日常活動
地元の予定を急遽キャンセルして、上京しました。東京は蒸し蒸しして暑い。数時間だけ滞在して、地元・宮崎に日帰りで戻ります。
上京した理由は、口蹄疫対策ワーキングチームの会合と総理への面談の為です。復興に向けて頑張らねばなりません。

上京する為に飛行場に行くと、色々な知り合いの方にお会いしました。高校時代の恩師や、先日お伺いした学校の校長、支援者も数名。声をかけてくださった皆さんが日本武道館で開かれるPTAの大会に出席をされるとの事でした。

政治家になってから、幼稚園時代の先生や、中学校の恩師、高校の恩師と偶然に再会する機会をいただきます。様々な記憶がよみがえります。

「口蹄疫対策ワーキングチーム来県」

2010年08月18日 | 日常活動
口蹄疫からの復興に向けて、民主党の口蹄疫対策ワーキングチーム(岡本充功座長)が来県し、私も副座長として参加しました。様々な団体や個人の方との意見交換、現場視察を行いました。

堆肥化への不安や、補償に対する非課税の要望、また獣医師に対する支援の話など、多岐に渡る現場の声を頂きました。ワーキングチームとしても、皆さんからいただいた声を政府に対して申し入れてまいります。

「官邸へ要望」

2010年08月16日 | 日常活動
昨日は地元局で宮崎選出6人の国会議員と知事と農業や商工団体、また口蹄疫で被害にあわれた畜産農家さんを交えての生討論が行われました。そして、本日は知事から総理に口蹄疫問題に関する要望があり、宮崎選出の議員として官邸に同行いたしました。

復興に向けて、基金の創設はもちろんの事、様々な国からの支援をしていただかなければなりません。明日は、民主党の口蹄疫ワーキングチームが現地に入り、復興に向けて多くの団体の方から声をきかせていただきます。

「8月15日」

2010年08月16日 | 日常活動
ブログの更新が遅れました。お盆の直前に祖母のように慕ってた大叔母が亡くなり、13日・14日と式を行っておりました。大叔母の為に、遠くはアメリカからも大叔母が娘のように可愛がっていた台湾人のナインが来てくれました。苦しむこともなく、自著の発送作業を終え、大好きなチーズを食べながら亡くなったそうです。大叔母はピアノの先生としてテレビなどにも出ていて、大叔母が大切に使ってたグランドピアノを寄贈した油津教会で最後を送り出す事が出来ました。天国で、大叔父と仲良く楽しく暮らしていただきたいと思います。

15日は終戦記念日で、毎年参拝しております護国神社に行って参りました。私はクリスチャンですが、国会議員として、また一人の国民として、先の大戦で亡くなられた英霊や戦没者に対しては宗教とは関係なく、哀悼の意を表すべきだと考えます。

確かに侵略されたと思っている諸外国の皆さんは、靖国参拝等は快く思わないのかもしれない。しかし、私達が優先しなければならないのは、今、我々が生かされている現実を踏まえ、我々を守ってくれた英霊や犠牲になられた方々に対する感謝や哀悼の念なのではないだろうか。

お盆前に買った、小林よしのり編集「国民の遺書」。これを多くの方に読んでいただきたいと思います。祖国や家族を守る為に、命を捧げた、若者達の心情が綴られております。

多くの方に、歴史を学んでいただきたいと思います。

「総理談話」

2010年08月10日 | 日常活動
本日、日韓併合に関する菅総理大臣の談話が発表された。私は、この談話が発表される事自体に違和感を覚えます。

確かに、当時は世界の列強が群雄割拠のような状態で、世界各地で植民地政策が行われるという不幸な歴史がありました。その中で、日本が日韓併合条約で支配した韓国の人達は民族の誇りを深く傷つけされたのかもしれません。しかしながら、私は歴史を今の物差しで、肯定したり否定したりすべきではないと思いますし、この日韓併合は当時の国と国が正式に結んだ条約なのだという事を、日本人は認識すべきだと思います。

総理談話の中には、「その意に反して行われた植民地支配」という文言があります。個人、個人には、そのような思いがあったのかもしれませんが、国と国が正式に結んだ条約を否定するような談話には残念でなりません。

自民党政権下での河野談話、自社さ政権下での村山談話も同じです。歴史的事実の検証なしに、その時々の政治的な意図で談話が乱発されてるような気がします。このような事を繰り返していれば、我が国の「誇り」はどこに行ってしまうのでしょうか?

ただ、今回の談話の中にある、遺骨返還や図書などの文化財の返還には、人道的な観点から積極的に進めていくべきだと私は思います。

八月の、この時期は、色々な事を感じ、考えさせられます。

「こそだての環境」

2010年08月09日 | 日常活動
国会が閉会した為に、様々な方や団体から要望を含めた声を聞いております。土曜は、土地改良区の方々と意見交換をさせていただき、昨日は幼保園の方から現場の声を聞かせていただき、そして今日は県土整備部から県管理の国道に関してお話を伺いました。また、午後からは、様々な団体を回らせていただきます。

連日の方に報道される子どもに関するニュース。数日前も、親が子供だけを残して5時間家を空けて、火事で子供が亡くなるといった不幸な事故が起こりました。先日、ブログで子供に対する虐待や育児放棄をなくす為にも道徳教育が重要だと書きましたが、私自身それだけで物事が解決するとは思っておりません。やはり、育児しやすい環境等を提供していかねばならないのは当然だと思います。

そのような事も踏まえて、幼保園の方からお話を聞かせていただきました。認可園と無認可園に対する公的な補助の違いなどを指摘されました。全ての無認可園に対して、補助をちゃんとしろとは思いませんが、ある程度の規模を持ち、ある程度の実績がある園に対しては認可園のようなレベルの公的補助というのを行うべきではないかと思います。

また、昔と違い現在は仕事が多様化してきております。以前のように夕方まで、また土日は休日といった方ばかりでもなく、夜間・休日なども子どもを預ける事が可能な施設は都会でも地方でも必要でありますが、都市部に比べて地方にはなかなかないのも現状であります。

様々な理由があり、少子化社会になっている我が国ですが、子育て世代の方が、生み育てやすい環境を、現場の声をしっかり聞いて、それが反映される政治を実現していかねばなりません。