「週末の一コマ4」

2007年09月29日 | Weblog
日南中央ロータリークラブの創立30周年記念の式典で、
地元選出の国会議員という事で、乾杯の音頭をとらせていただきました。

ロータリークラブの掲げる「奉仕」という精神は、私は政治家にも通じるものがあると思います。
政治家も常に、有権者に対する奉仕者じゃなければなりません。

三週間におよんだ、空転国会も本日の午後より始まります福田新首相の所信表明挨拶で、仕切り直しになります。

年金の問題、テロ特措法の問題、障害者自立支援法の問題など課題は数多くあります。早急な議論が必要です。

「週末の一コマ3」

2007年09月29日 | Weblog
自治労宮崎県本部の定期大会に来賓で出席させていただき、公務員制度改革に少しだけ挨拶の中で触れさせていただきました。

「官から民へ」の名のもとに、規制緩和されてきておりますが
ほんとに全てが正しいのでしょうか?
ある程度の住民サービスは維持されなけばなりません。

今日、10月1日は郵政民営化も始まりましたが、将来は分かりませんが
ほんとうに効率が良くなるのでしょうが?

財政面を考えるのも大事な事だと思いますが、
財政面だけ考え、サービスを削っていく、財政再建ならだれだってできる。
しかし、住民サービス等が係わる公的なサービスというものは、単純に合理化だけではすまされないと思います。

「週末の一コマ2」

2007年09月29日 | Weblog
以前から地元の有志の方々とは、家族ぐるみの付き合いをさせていただいております。そのせいで、その地区の実行委員会が開かれる度に声をかけていただいております。「選挙前だけしか、顔をださない人もいるのに。よく来てくれた。」と言われますが、もともと選挙の為に人づきあいというのはしていません。

そんな中、ある方とインド洋沖の自衛隊の給油の話になりました。
最初は、「なんで反対するとな?」と言われておりましたが、
国連決議のない話や、キティーホークへの間接給油疑惑等々を話したら、
「みんな、そんな事知らんはず。反対の為の反対とおもちょる人多いはずよ。それなら、反対は仕方ないは。」と言われました。

もっと、いろいろな人とお会いして、お話しして、さまざまな問題を直接訴えていかなければいけないと改めて感じました。

「週末の一コマ」

2007年09月29日 | Weblog
週末の地元での活動は忙しいです。
宮崎に到着したかと思ったら、そのまま人吉へ行き
夕方に宮崎に戻り、大会に出席してきました。

以前からお世話になった方々にお会いして、当選を自分の事のように喜んでいただき自分もうれしくなってきます。

「薬害肝炎」

2007年09月26日 | 政治
只今、郵政民営化の勉強会から戻ってまいりました。

国会議員として取り組まなければならない問題というのは、郵政の問題も含めて、あらゆる分野に渡って山のようにあります。

その山積する課題の中でも、僕自身が国会議員になって一番最初に動き始めた問題は「薬害肝炎」に関する問題でした。

議員になる前から、新聞等で気になっていた「薬害肝炎訴訟」や「フィブリノゲン」という言葉。
新聞などでしか情報を得る事はできませんでしたが、それらの言葉の奥底には、その問題で苦しめられてる人々が数多くいるのではないかと読むたびに思っておりました。

そして、僕が議員になり、初めて国会事務所で対応・面談したのが薬害肝炎訴訟の原告団の方々でした。
被害者とその家族にお会いして、現実のお話をお聞きした時は、胸が痛くもなりましたし、
一人の国会議員として、なんとしてでもこの問題に真剣に取り組んで、解決しなければならないと思い、原告団の皆さんにお誓いいたしました。

この「薬害肝炎」の問題は、あの薬害エイズとほとんど同じ構図なのではないでしょうか。

日本では、年間に肝がんや肝硬変で亡くなる方が4万5000人にも上ります。
その原因の95%はウィルスだと言われ、76%はC型肝炎からだそうです。(ウィルス性肝炎数は350万人と推定される。)

C型肝炎は以下の場合に感染する恐れがあるそうです。

①感染者から輸血を受けた場合
②血液凝固因子製剤の投与を受けた場合
③同一の注射を用いた注射を受けた場合
④人工透析を受けた場合

「薬害肝炎」は、②の血液凝固因子製剤の投与を受けた方々がC型肝炎に発症し、苦しめられている問題です。

問題となっている血液凝固因子製剤は、「フィブリノゲン」や「クリスマシン」などで、これらを投与する事で肝炎に感染する危険性がある事は1960年代から指摘されていた。
アメリカでは1977年にはFDA(食品医薬品局)が、フィブリノゲン製剤の承認を取り消している。

しかしながら、日本では何ら手を打たず(1987年になってようやく厚生省が旧ミドリ十字に対して、先天性低フィブリノゲン血症に限定する内示を出した。)、1980年以降にフィブリノゲン投与は約29万人で、そのうち1万人以上が肝炎に発症している。

ミドリ十字は1978年の1月には、FDAがフィブリノゲン製剤の承認を取り消した事を確認していました。

知っていながら、うやむやにされ、その後も製造・販売され、ウィルスに感染した製剤を投与され、新たな感染者がでる。

「薬害エイズ問題」とまさに同じ構図としかいえません。

歴史は繰り返されるといいますが、この問題を何もせず、見過ごし、放置しておきますと、必ず同じような薬害は繰り返されていきます。

責任の明確化、真相究明と謝罪は必要でしょうし、高額な費用がかかるインターフェロン治療(C型肝炎の治療法はインターフェロンだけで、しかも全体の30%にしか効果がない。)に対する支援も求められる。

被害者の救済、そして同じ過ちを繰り返さない為にもこの問題には、一人の国会議員として取り組んでまいります。

「歴史的瞬間」

2007年09月25日 | 政治
只今、本会議から戻ってまいりました。

首班指名の本会議が、衆参両院で開かれ参院においては小沢一郎氏が首班指名されました。

第1回投票 総数240票:小沢117票、福田106票、志位7票、福島5票、綿貫4票、白票1
決選投票  総数239票:小沢133票 福田106票
(白票と決選投票で棄権があったのは驚きでしたが・・・)

私は「民主党・新緑風会」に所属している事と、最も尊敬する政治家が小沢民主党代表である事から、
会派の方針に従い「小沢一郎」と投票用紙に記入し、投票させていただきました。

両院で首班指名が異なるのは、実に9年振りだそうです。
まさに、歴史的瞬間です。

本会議から戻る際、同僚議員が「歴史的瞬間を起こしたのも、我々が参院選挙で勝ち抜いたからなんだよな。」としみじみと語っておられました。

参院での勝利は歴史の一歩であり、今後大きく変わっていくのではないでしょうか。
その為にも、我々は責任をもって山積する課題に対処していかねばなりません。



安倍首相の突然の辞任表明とその後の自民党総裁選挙によって国会は空転しておりました。
いよいよ、再開かと思ったら どうも自民党側が所信表明と代表質問の日程を先延ばしにしようとしております。

一体、いつになったら国会は本格始動するのでしょう?

これから、第2回目の本会議に行ってまいります。(第3回目もあります。)

「従来は」

2007年09月23日 | 政治
最近は、いわゆる従来は自民党を支持している団体からも総会や懇親会のお誘いを受けます。

お誘いを受ける理由は様々だと思いますが、
幹部の方々からも口々に「二大政党制になって、より良くしてもらわな困る」という声や、
「今までは自民じゃったけど、何も変わらん」という声まで色んな意見を聞きます。
しまいには、「うちらの業界は、比例は誰だったっけ?」という声まで・・・。
ある意味、従来的な上からの押しつけ的政治・選挙が終焉を迎えているのかもしれませんね。

話はそれますが、
とにかく、自分のやる事は多くの場に顔を出し、一人でも多くの人の声に耳を傾け、国家・国民の為に「無私」で働くこと。

国会空転中という事で、東京で用事のない日は県内をまわっております。
一昨日・昨日と県北・県央、今日は県央、夜から県南、明日は県北に行って、上京と・・。
宮崎県は広すぎます

「飼料と種子の自給率?」

2007年09月23日 | 食料・農林水産業
なかなか、更新できない日々が続いております。

自民党の新総裁に福田康夫氏が就任しました。
突如、安倍首相が辞任を表明し、自民党総裁選を行った為に、現在も政治的空白が続いてます。
イラク特措法や年金問題を含め、一日も早い審議が求められていますので、早急な議会再開が待たれます。

話は変わりますが、会派を組ませていただいている、民主党の山田正彦衆議院議員(ネクスト厚労相、農林漁業再生本部本部長)のお誘いを受け、
農林漁業再生本部の常任幹事に就任いたしました。

宮崎県は基幹産業が農林水産業です。農林漁業従事者の声を傾け、食の安心・安全を確立し、日本の農林水産漁業にとって良い道筋を築いていかねばなりません。

最近は、農家を中心にお伺いさせていただいておりますが、
「所得」「後継者」に対する不安はさることながら、数名の農家の方から「飼料や種」を心配する声を聞きました。
家畜の飼料の大半は輸入に頼っており、また農作物の種等も外国産がほとんどだそうです。(東京に戻ったら至急調べたいと思っております。)

「食」の安全保障の観点からも、食料自給率の向上は求められておりますが、「飼料・菜種」の自給率の向上も推進していかねばなりません。

「幕末と似ていると感じること。」

2007年09月13日 | 政治
昨日の突然の安倍首相の退陣は政界に衝撃をもたらした。

なんとなくだが、今の状況と幕末の状況が似てるような気がしてならない。

長期に渡って続いた江戸幕府だが、大政奉還で統治権(大政)を返上した。
しかし、大政奉還で徳川家の力が衰えたわけではなかった。
その後の戊辰戦争につながり、旧幕府軍の全面敗北で終焉した。

戊辰戦争の第1ラウンドともいうべき、鳥羽・伏見の戦いで、
旧幕府軍の総大将であった徳川慶喜は、あろう事か大坂城から抜け出し、
江戸に逃げ帰った。

この総大将の敵前逃亡だけが敗因ではないだろうが、
この出来事も旧幕府軍が全面敗北した一つの要因ではないだろうか。

今回の件と、幕末の出来事が重なってみえます。
首相の無責任な職場放棄は、日本の政治が大きく変わる前兆なのかもしれませんね。

総理・総裁が平気で職を投げ出す、今の自民党に政権担当能力はあるのだろうか?
今の自民党に国民の生命と財産を守れるのだろうか?

「辞任」

2007年09月12日 | 政治
国会が始まると、毎朝のように部会が開かれます。
昨日は厚生労働の部門会議(党・会派の勉強会)、
今日は総務部会に出席し、その内容を書こうと思っていた矢先に・・・・。

同僚議員と一緒に昼食をとっていると、
「安倍首相、辞任の意向を伝える」という情報が・・・。

このタイミングでの「辞意表明」、この前の所信表明演説は一体何だったのだろうか?
本日行われる予定だった衆院本会議での各党代表質問も全てキャンセル。
(明日以降の参院も同じ。)

このタイミングでの「辞意表明」で、様々な日程が狂う可能性があり、
国会も慌ただしくなっております。

このタイミングでの「辞任表明」はあり得ない事ですし、あまりにも無責任。
議会軽視も甚だしいのではないか。

ただ、今になって思えば所信表明演説で

「来年開催される北海道洞爺湖サミットで、さらなる前進が得られるよう、
引き続き、リーダーシップを発揮してまいります。」

という文を抜いたのは、何か意味があったのかもしれません。
(衆院では読みあげ、参院では抜いていた。)

臨時国会は波乱の幕開けです。