イワシの翻訳LOVE

はしくれトランスレータ「イワシ」が、翻訳への愛をつれづれなるままに記します。

山篭り、独房、コンビニのヒクソン・グレイシー

2008年10月23日 23時56分09秒 | Weblog
フリーランスになったら曜日の感覚がなくなるというけれど、実際、すでにほとんどなくなっています。それどころか、さっきまで今月は11月だと思って、何人かにそれを前提としたメールを書いていました。早くも狂気が僕の背後にヒタヒタと忍び寄っています。今日も誰とも口を利いていません。メールでは、いろいろとやりとりはしています。だけどフィジカルにしゃべったのは、コンビニのお店のお方のみです。下界とのつながりは、セブンイレブンのみというわけです。

ある意味、ここは独房です。壁に「正」の字を書いて、過ぎ去っていく日を数えていかないと、今がいつなのかわからなくなりそうです。だけど、ここは素敵な独房です。大好きな翻訳をして、自由に時間が使えて、料理して、洗濯して、買い物して、ランニングして、一日が終わります。面会には、誰も来てくれません(涙)。一生このままでは寂しいですが、今はこれでいい。そう思っています。しばらくはひとりで、翻訳と自分と向き合っていたいと思います。

火曜日にオンサイトで働きました。来週火曜日にまたオンサイトするまでの6日間、バーチャルな山篭りに入っています。山篭りすると、人間、感覚が研ぎ澄まされてきます。完全に山と同化した時は、10km先の相手が自分の悪口を言ったことがわかります(by ジモン)。山では、たぶんヒクソンにも勝てます。横隔膜を鍛えることが、とても重要になってきます。

ともかく、つべこべ言わずに仕事に集中しましょう。こんな僕に、仕事を依頼してくださる人がいる。こんなにありがたいことはありません。明日も、頑張ります。


冬迫る険峻の闇の中腹で浮かべし友とありき日々の声