第30回顎関節学会学術講演会に出席しました。大阪大学歯学部の石垣尚一教授の講演は、衝撃的な内容でした。
従来の考え方では、スプリント治療は可逆的な治療であり、適応症も広く、第一選択の治療として位置ずけでした。にも拘らず、適応症例の選択を誤ったり、特定の装置をあらやる患者に用いたりすることにより、有害事象が発生してしまった症例も多く見受けられるようです。
厳密に判断すると、スプリントを使用すると下顎位も変化すると、石垣教授は述べています。使用するにしても、下顎位の変化し難い形態のスプリントを、2・3週間の短期間、夜間のみに使用し、歯科医師が定期的に管理するという限られた条件下でのみ許されるようです。
2010年7月に学会より、診療ガイドラインが発表されています。この内容を確認できたことが、収穫でした。
従来の考え方では、スプリント治療は可逆的な治療であり、適応症も広く、第一選択の治療として位置ずけでした。にも拘らず、適応症例の選択を誤ったり、特定の装置をあらやる患者に用いたりすることにより、有害事象が発生してしまった症例も多く見受けられるようです。
厳密に判断すると、スプリントを使用すると下顎位も変化すると、石垣教授は述べています。使用するにしても、下顎位の変化し難い形態のスプリントを、2・3週間の短期間、夜間のみに使用し、歯科医師が定期的に管理するという限られた条件下でのみ許されるようです。
2010年7月に学会より、診療ガイドラインが発表されています。この内容を確認できたことが、収穫でした。