民主党政権で官房長官などを務めた元衆院議員の仙谷由人（せんごく・よしと）氏が１１日、肺がんのため東京都内の自宅で死去した。
７２歳だった。葬儀は近親者で済ませた。後日、お別れの会を開く。弁護士を経て１９９０年の衆院選に徳島全県区で社会党から出馬し、初当選。
９３年衆院選では涙をのみ、９６年の旧民主党結党に加わって同年の衆院選で返り咲いた。他党と合流して９８年に結成された新しい民主党にも参加した。
２００２年に胃がんで胃の全摘出手術を受けた後も議員活動を続け、０９年９月発足の鳩山内閣で行政刷新相として初入閣。１０年６月に菅内閣で官房長官に就任した。
同年９月に発生した尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件では、中国人船長の釈放を巡って野党・自民党から「弱腰だ」などと批判を浴び、参院の問責決議可決を受けて
１１年１月に官房長官を退いた。当選６回。自民党が政権を奪還した１２年衆院選で落選し、その後、政界を引退した
７２歳だった。葬儀は近親者で済ませた。後日、お別れの会を開く。弁護士を経て１９９０年の衆院選に徳島全県区で社会党から出馬し、初当選。
９３年衆院選では涙をのみ、９６年の旧民主党結党に加わって同年の衆院選で返り咲いた。他党と合流して９８年に結成された新しい民主党にも参加した。
２００２年に胃がんで胃の全摘出手術を受けた後も議員活動を続け、０９年９月発足の鳩山内閣で行政刷新相として初入閣。１０年６月に菅内閣で官房長官に就任した。
同年９月に発生した尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件では、中国人船長の釈放を巡って野党・自民党から「弱腰だ」などと批判を浴び、参院の問責決議可決を受けて
１１年１月に官房長官を退いた。当選６回。自民党が政権を奪還した１２年衆院選で落選し、その後、政界を引退した
