おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月16日)は11:00までに集中力を発揮して オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース平日6日間コース の5日目の資料 ― 教育に生かすアドラー心理学と共同体感覚 ― の資料を完成させました。
お陰様で受講者に昨日中にお送りできました。
続いて向かったのは某医大附属病院。
尿・血液の検査もごく短時間で済み、診察も予定より15分ほど前に名前を呼ばれました。
私の前に診察を受けていた60歳代後半の女性は、キャキャッと声を上げてとても楽しそうにしていました。
私の番になって、T医師は検査結果がとても良いことを詳しく説明してくれました。
尿酸値を下げる薬は、いよいよ卒業。
20数年ぶりです。
診察がひと段落してT医師が職場結婚をしていることを知っている私は言いました。
「T先生の奥様に3年前の入院中にお世話になったかもしれません。背が高くてとても美人でいらっしゃる」
即座に反応が返ってきました。
「いや違います。背は低い。容姿は中の下くらいです」
私は大声で笑いたいのを必死でこらえました。
自分の配偶者の容姿を「世間並み」という人はいても「中の下」という表現を使う人はいません。
その点、この医師の率直さにある意味心を打たれ、リュックに入っていた『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』(青春文庫)を差し上げました。
アドラー心理学に関心を持っていたT医師は大喜びをしてくれました。
よき医師と信頼関係で結ばれると、日頃の養生のモチベーションも高まるものです。
夜は19:45~21:45にカウンセリング道場(平日夜コース)の6回目。
15人の熱心な受講者が参加(写真提供:関本初子さん)。
カウンセリングの内容は書けませんが、重い話。
「プロを育成する場では、カウンセラーを意図的に勇気づけしようと思わないでフィードバックをしましょう」という私のメッセージは、しっかりと伝わっていたようです。
カウンセリングの目標と離れる情報は、必要以上に収集しないことを徹底しました。
カウンセリングに使われる「ソクラテス式対話法」のことにも少しばかり言及しました。
受講者たちのレベルが高くなるので、教える側も実は大変なのです。
受講者の人たちから学ぶことがとても多いのもありがたいです。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>6月の花(17)