アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
今日は、2つのことについてお伝えします。
1.【学びの共同体】の実現:第86期・第88期合同のカウンセラー養成講座
2.今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」
1.【学びの共同体】の実現:第86期・第88期合同のカウンセラー養成講座
こんなに満ち足りたアドラー・カウンセラー養成講座のフィナーレは初めて、と言っていいくらいの講座でした。
第86期・第88期合同の23人の受講者が修了の日を迎えました。
(写真提供:児島史篤さん)
遠くは北海道、山口県、長野県から参加者がいました。
ヒューマン・ギルドとのご縁は、長い人で25年前、次に18年前の方がいました。
今年から急ピッチで学び続けている人もいます。
年齢は20歳代から70歳代まで、職業的にも、保育園園長、保健師、看護師、理学療法士、元校長、教員、大学講師、経営者・管理職、弁護士、専業主婦など多彩でした。
23人中22人は、新規受講ですが、受講回数が3度目か4度目になる児島史篤さんは、独特の存在感を発揮していました。
第86期・第88期合同のなった理由は、私の2月末の緊急入院がありました。
第86期の半分が終わったところで、13人の受講者は後半の4日間が受講不能になりました。
それでも、今回の第88期に向けて自主勉強会を続け、13人のうち12人が第88期の講座に合流してくれました。
さて、昨日のメインは、修了試験。
緊張感が漂っていました。
13:00からは、恒例のシニア・アドラーカウンセラーの佐藤健陽さんがオンラインでご出演。
ライフスタイル診断の勉強会のお誘いと、質疑応答を担ってくれました。
(写真提供:Ogawa Mayumiさん)
午後は、誕生順位から入って早期回想を次に読み解く演習をしたところ、実に的確な解釈を施してくれました。
私は解釈のヒントとして「徹底的にネガティブに解釈し、ポジティブに伝える」を力説していました。
それだけに、鋭い解釈のレベルに達していました。
最後は、一人っひとりからの感想発表と意見交換。
感想発表では、次のような発言が相次ぎました。
・長丁場だったけれど、楽しく学べた8日間だった。
・いい仲間に恵まれた。
・自分自身のライフスタイルが変わり始めている。
・今後の学びへの意欲が高まった。
・家族との関係が大きく変わり始めている。
・2つの期が合同になってよかった。
私が受講者について有難いと感じたのは、左手に障害を持って初めての講座でそれぞれの方にサポートしていただけたことでした。
・パソコンのパワポの不具合を救ってくれた人
・進んで写真を撮ってくれた人
・資料配布を手伝ってくれた人
・掃除・片づけを率先してくれた人
・自分自身だけでなくみんなのために質問してくれた人
・私の発言の不備な点を補ってくれた人
・席替えなどの指示を私に代わってしてくれた人
・仲間のために積極的にサポートしてくれた人 等々
みんなみんな、自分が得ることだけでなく、積極的に【学びの共同体】に貢献してくれた、かけがえのない人たちでした。
第86期の途中では、ご迷惑をおかけした点がありましたが、それを補って余りある合同のアドラー・カウンセラー養成講座 でした。
■今後のアドラー・カウンセラー養成講座について・来年2ー3月開催の第89期は、次のとおり開催します。
日程:2025年2月15.16日.3月1.2.15.16.29.30日(土・日8日間)
確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/251
2.今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」
今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」は、「【アドラー心理学】『悩む』より『困る』で対応しよう!」をご提供(10分半)
ご視聴はこちらから
↓
https://www.youtube.com/@user-pq7cw7zh9h
内容は、次のとおりです。
・【悩む】より【困る】て゛対応しよう!
・目的・目標を選ぶか、原因にこだわるか?
・問題基点と課題(タスク)基点
・対応法:
ー思考(考え方)の面では「しんぱい」/「しんどい」を「しんらい」に代えよう
ー行動の面では行動に向けてさまざまな言葉を駆使しよう
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>10月の花(7)