アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

6/24(日)11:00~13:00 開催の アドラー心理学ゼミナール で私自身が担当し、

思春期の子どもとのつき合い方

の話をするので、いろいろな本に目を通しています。

その中からやはり、A.アドラーの本を参考にせざるをえません。


(A.アドラー、1870~1937)

アドラーの思春期論を『子どもの教育』(岸見一郎訳、一光社、アルテから近刊)から抜粋しておきましょう。

思春期には、子どもは自分が子どもではないことを証明しなければならない、と感じているのです。

ただし、証明しなければならないと感じている時はいつでも行き過ぎる傾向があるので、

これに対抗する方法は、若者に、もはや子どもではないことを大人に確信させなくてもいい、と説明することです。証明は必要ないのです。このことを話せば、行きすぎた行動や態度を避けることができます。

それでは、思春期のトラブルの予防手段は、どうしたらいいのでしょうか?

アドラーは、「友情を育てること」だと結論づけ、次のように述べています。

子どもたちは互いによき友人であり、仲間であるべきです。そしてこのことは、家族の外の人だけでなく、家族の成員にもあてはまります。

別の言い方をすれば、相互尊敬・相互信頼で結びついた家族や教師だけがよき友人として思春期の子どもたちと関わることができる、とも言えます。

◎参考:『アドラー心理学入門』(H.オーグラー、清水弘文堂)の中のアドラーの言葉

思春期とは、子どもたちにとってさまざまな困難な問題をもたらす時期である。若い人が不安と疑惑に満たされ、あらゆるものがその心を揺さぶるように見えるこの移行期には、教育者は、頼みになる同志にならなければならない。


◆アドラー心理学の体系的な理論は、アドラー心理学ベーシック・コース で学ぶことができます。

日 程:
7月コース 7/7.8.21.22(土日・全4日間)
9~10月平日コース9/7.14.21.28.10/5.12(金・全6日間)
10月コース 10/13.14.27.28(土日・全4日間)

受講料:60,000円 再受講:20,000円(消費税込み、資料付き)

◆6/24(日)11:00~13:00開催のアドラー心理学ゼミナール では、私が担当して「思春期の子どもとのつき合い方」をテーマとしてお話しします。

受講料:2,100円(資料付き・消費税込み)

申し込み:ヒューマン・ギルドに メール(info@hgld.co.jp)かお電話(03-3235-6741)で

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