井内利彰

競馬に携わってます

おめでとうございます

2010-03-10 | Weblog
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先週は2日連続で佐々木ネタを取り上げただけあって、しっかり2勝。

そのうちの1勝は一躍桜花賞候補に名乗り出るショウリュウムーンのチューリップ賞制覇でした。

今朝は新聞記者の皆さんがこぞって佐々木調教師の元へ。
そこでいろんな話をする先生でしたが、一番印象的だったのが次走への仕上げに関するコメント。

ある記者の方が「ここ2走、馬体重が減り続けていますよね」の問いに、

「全く問題ない。新馬を使った頃が太かっただけで、問題があるから減ってるわけじゃないから。普通なら勝ったばっかりに次を守りたくなるんだろうけど、守らないよ。どんどん攻めて桜花賞に出走させるつもり。あと10キロ減っても440キロあるんだから」

という話にすごく納得させられました。
今朝もきっちり馬場でキャンターを乗っており、問題になるような疲れはなかった様子。

きっと次もそこまで人気にならないと思いますが、正直、桜に最も近い馬という印象です。

さて今朝の追い切りですが、坂路とCWは最近降り続く雨の影響で重い馬場。
坂路に関しては4Fで1秒以上のプラスが必要な時計の掛かる馬場でした。

逆にポリトラックは湿り具合が良かったのか、好時計が連発。
6Fで80秒切り、4F51秒切りは当たり前の状況でした。

それだけに動きで印を打つのは危ない気もしているので、調教データと重ねながら慎重にP追いを判断したいと思います。

12頭の大攻勢

2010-03-05 | Weblog
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アーネストリーの戦線離脱という残念なニュースがあった佐々木厩舎ですが、今週末は3場すべてに出走馬を送り込んで、12頭で態勢を整えました。

まずは中山へNZTの出走権を確定させるために勝ちに行ったタバルナ。
阪神でも騎乗馬がたくさんいた哲っちゃんでしたが「乗せてもらえるなら中山へ行く」ということですから、それだけ素質を高く評価しているのでしょう。

そのタバルナを担当している赤池助手は「土日で連勝や!」と意気込んでいたので日曜中京のウィアーザスターも注目です。

中京では前走1200mに騎乗した和田騎手が「1200は短すぎます」と言ったフェアリートゥリー。
小柄な牝馬に減量起用で小回りの1700m。ジョッキーのお墨付きで距離は対応できるでしょう。

そして取り上げないわけにいかないのがチューリップ賞のショウリュウムーン。
除外の可能性もあっただけに、抽選で入れたのがこの馬の運。

担当する北岑厩務員も楽しみの方が大きい様子で「こっちは100%で仕上げたんやから負けられへんやろ」と強気一辺倒。

ここ2日ほどは夜飼葉を食べていないようなので、体重も減ってきましたが、これまでが太かったので、これでも大丈夫。

ただいろんな記者が朝から取材に来ていたのでちょっと人気かも知れません。

馬券的には距離延長とキムタケ効果でレキシントンシチー。
三山助手が担当するようになってから胴が伸びて見えるだけに、この距離延長は歓迎。
三山さんからは「悪かった腰の具合が良くなっていますよ」と教えてもらいましたし、馬券を買うなら今回では。

結局、2日続けての佐々木ネタでした。

本日は佐々木ネタ

2010-03-04 | Weblog
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今朝、佐々木厩舎の洗い場で赤池助手から「昨日、水曜なのにブログ更新しなかったんですね」と声を掛けられてしまいました。

調教から帰ってきてからは更新する気満々だったんですが、なんやかんやですっかり忘れてしまっていました。

昨日更新しようとしていたネタはメルセダリオ。
「ゲート試験に合格しました…、けど放牧です」って内容です。

雲行きが怪しかったゲートだけに、合格したのはなにより。
ただ脚元もすっきりしないということで、思い切って放牧に出されることになりました。

収穫は試験に騎乗した佐藤哲ジョッキーが「素質はありそう」とコメントしたこと。
これは表向きではなく、担当している立山厩務員に向けてのものですから、信頼度は一般的なものとは随分違います。

ですから今度帰ってきた時はしっかりとターフで結果を出してもらいましょう。
ちなみにT助手から「メルセダリオはインティの弟って書いてたけど、妹やで」と指摘を受けました。

弟って書いた記憶がなかったんですけど、半弟って書いていましたね。
どうも失礼しました。半妹に訂正させていただきます。

同じ佐々木厩舎から残念なニュースも。

来週の中京記念を予定していたアーネストリーが調教中に蹄をぶつけてしまい、出走できない状態になってしまいました。
運動はできる状態とのことですが「慎重にやらないといけない」と先生ですから、軽症というわけではありません。

今のところは金鯱賞に目標を切り替える予定です。