祇園祭くじ取り

2012年07月03日 | 日記

7月2日祇園祭のくじ取り式が行われましたが、今年の山一番は郭巨山ですね。

今年から祇園祭当初の巡行であった先の巡行、後の巡行に戻すと聞いていました。

くじ取らずの順番も元に戻し以下のようになったようです。

 

【さきの巡行】
1.長刀鉾 2.郭巨山 3.霰天神山 4.蟷螂山 5.函谷鉾

6.油天神山 7.綾傘鉾 8.占出山 9.月鉾 10.孟宗山

11.太子山 12.木賊山 13.菊水鉾 14.伯牙山 15.四条傘鉾

16.芦刈山 17.鶏鉾 18.白楽天山 19.山伏山 20.保昌山

21.放下鉾 22.岩戸山 23.船鉾

【あとの巡行】
24.橋弁慶山 25.北観音山 26.鈴鹿山 27.浄妙山 28.黒主山

29.南観音山 30.鯉山 31.八幡山 32.役行者山 33.大船鉾(唐櫃) となります。

そして今まで32基の山鉾は、今年大船鉾が復活し33基と一基増えています。

それにしても、行きたいですね。

あまり暑くならないようなら考え直しもありますが、昨年の暑さを思い出すと二の足を踏んでしまいます。

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夏の宝泉院

2012年07月01日 | 日記

7月1日吉符入り、今日からひと月に渡る祇園祭の始まりです。

いよいよ京都の暑い夏の始まりですね。

最近は祇園祭にあわせて宝泉院にいく様になりました。

                                                  ***小振りな山門をくぐると、大きな五葉の松がみえます***

ただ、ここ数年宝泉院への観光客が随分と多くなりました。

以前は、のんびりと一人で庭を眺められたのですが、最近はそのような贅沢はできません。

                              ***客殿の格子窓越にみる鶴亀の庭***

私のブログでも最も多く取り上げているお庭になります。

宝泉院の庭は、私が最も感銘を受けたお庭のひとつです。

          ***盤桓園は松竹梅の庭、左に松、中央に竹、右に梅ですが現在梅は枯れてます。左の天井は血天井***

                              ***樹齢700年ともいわれる五葉の松***

京都には多くの寺院に多くのお庭がありますが、私の感性に一番響いてきたようです。

 

                            ***客殿中央から観る額縁の庭***

***そうそう、余計なお世話ですが、宝泉院の額縁を考察した有名な建築家の研究論文の一部に、建築構造学的にも日本人が一番美しいと感じる角度は、この位置付近から観るのがベストとあります。しかし、たまたま毛氈を敷いてあるので、毛氈の位置に座る人がほとんです。惜しいことですね***

 

 

***客殿から眺める竹の庭ですが、察するにその昔は竹だけだったのではないでしょうか。後ろに見え隠れする杉が邪魔ですね。この杉がなければ、竹林越しに大原の里を望むことができます。夏など夕立の後にたなびく霞が借景となるのでしょうが、惜しいことに現在は無理のようです。***

春夏秋冬と幾度か訪れていますが、一番難しいのはやはり冬の雪景色を見ることでしょうね。

写真は昨年の祇園祭の折に訪れた夏の盤桓園の模様です。

やっぱりいいですね。

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