京都から琵琶湖沿いを走り、寄り道紀行近江八幡の旅の三回目になります。
勘のよい方の予想通り、三回目は水郷めぐりです。
せっかく、ここまできたのですから、一通りの観光を経験してみようと事になりました。
この水郷めぐりの発祥も、秀次の発案のようです。
たしかに、手漕ぎの小船の中から八幡城跡に建てられた瑞龍寺を望むことができます。
この水郷は、八幡の町と琵琶湖を結ぶ水路として開発されたもの。
茨城県の潮来と同様に、この水郷にも花嫁ロードがあったようです。
惜しいことに、現在は水郷を使って嫁入りをする慣習も失せてしまったとか。
現在では、一見沼地のように見えてしまうが、水深は1m弱で年間を通して、その水量の変化はないそうです。
残念ながら、水は茶色で決して澄んでいるとはいえません。
しかし、自然自体は、乱開発されずに保存されているようで、船上からも多くの水鳥など水郷に生息する生物の生態を見る事ができます。
自然豊かな水郷を、船頭さんが漕ぐ魯の音を聞いていると、のんびりとした気持ちなります。
当日は35度を越す猛暑、所要時間は80分と聞いて大丈夫かなと思いましたが、屋形船でもあり、水面を吹き抜ける風が涼を運んでくれました。
それにしても、魯を漕ぐ船頭さんの歳が80と聞いてびっくりでした。
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