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高月観音堂 大円寺

2017年12月16日 | 日記

忘れるところでした。

私どもの宿は、JR高月駅から徒歩で4,5分のところにあります。

気さくでいつも元気な女将さんと、娘さん、そして料理を担当するご主人といった感じの旅館です。

 

どちらかというと、観光客が相手の旅館ではないようです。

泊り客の殆どが仕事のためので、連泊の方々が多いようです。

何といっても、ここは宿泊料金がとても安いです。

朝夕2食、その2食のかなり工夫されている料理でとても豪勢です。

それでも料金は安いのです。

ですからお客さんがいつもいっぱいといった感じです。

 

ただ、洗面所のお湯が出ません。トイレは男女共用で洋式もありますが、和式のほうが多いです。

男女共用ですので女性のなかには、ちょっと引く方もいるかも知れませんね。

お風呂はもちろん、男女別々ですよ。

それでも湖北を回りたいという方には、このお宿をお勧めします。

 

旅館の周辺には、駅が近いというのにお店らしきものが全くありません。

必要な小物は、あらかじめ忘れないようにしておかなければなりません。

 

この旅館のすぐ傍、歩いて1,2分の所に高月観音堂と呼ばれる大円寺があります。

湖北の観音様は、多くのお堂が撮影ができます。

 

この周辺で撮影禁止なのは、大円寺奥側にある渡岸寺の十一面観音立像、日本一美しいといわれる観音様ですが、ここは撮影禁止です。

 

高月観音堂を訪れるのは、本数の少ない電車の待ち時間に十分見る事ができますので、毎度帰り工程に朝になります。

 

このお堂も所謂住職といわれるお坊さんが常駐しているわけではありません。

でお堂を守る担当の方が管理しています。

 

管理されている方のお話によると、この堂は現在真言宗のお寺とか、でも管理されている方は真宗教徒だそうで、こんな感じでお守りしていますと笑っておられました。

時代と共に、本尊様をお守りできないお堂もでてきて、そのようなお堂の仏像をもお預かりしているとの事でした。

**** 綺麗な弁財天さまですよ *****

***この毘沙門天、なかなかのイケメンなんです*****

**** どうどうたる風格の不動さんです ****

 

確かに、お堂の中には、本尊様はじめ、弁財天、毘沙門天、不動明王、阿弥陀様と多くの仏様が鎮座しています。

 

本尊様は、十一面千手観音立像ですが、昨年は修復のためありませんでしたが、今年は戻ってきてました。

 

*** 仏像は見る角度によって表情が変化します ***

 

 

この本尊様は寄せ木造りと説明されてましたが、間近で見ましたが継手は殆どわかりませんでした。

かなりしっかり作られているようです。

また彩色をしていませんので、木が持つ非常にきれいな色で室町時代の仏像という感じを受けません。

 

火除けの観音様として知られていますが、今回も火難除けのお札をいただいて参りました。

 

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