12月14日というと、赤穂浪士の討ち入りの日とされている。
前回の毘沙門堂に続き、山科義士祭りの終点となる大石神社を取り上げてみた。
昭和に創建された神社のため、それほど古いという印象は受けない。
それにしても、神社の建築物自体はとてもきれいに保存されている。
この神社、名前のとおり大石内蔵助良雄を祭神としている。
この神社の狛犬の風貌が少し変わっている。
狛犬の顔を見ると、赤穂浪士が討ち入りの装束にしたといわれる火事装束の兜を模しているようである。
神社境内の一角に、天野屋利兵衛を祀るお社「義人社」がある。
討ち入りに必要となる武器を提供した人物であるが、忠臣蔵での「天野屋利兵衛はおとこでござる」の名セリフはあまりにも有名である。
また、宝物館には大石をはじめとし、義士等の書いた書などが展示されている。