平成21年から修繕のため公開が中止されていた二条陣屋(小川家住宅)が、今年修繕が完了し公開再開となったのを機に見学してきました。
二条城へ赴く大名の宿泊場所となったため、安全のため各種のからくりがされていると紹介されている町家です。
実際に見学してみると、確かにからくりと勘違いされる構造にはなっていますが、なかなか理にかなった無駄の無い造りをしたがゆえかと思いました。
現在でいうアイデア屋敷のようです。
まず目を引いたのは、大広間の木材、そして床の間に掛けられた若冲の掛軸でした。
そして感心したのは、お風呂。
現代でも通用するような、実によく考えられた構造になっていました。
家屋全体に無駄が出ないように作られたため、見学した部屋数が多いように感じましたが、説明では実際の半分程度と聞いてちょっと驚きました。
内部は撮影禁止のため、さわりの写真だけをアップしておきました。