元日から雪となった年初めの京都ですが、メジャーどころは初詣客で多くの人出があるようです。
2011年の初めは、建仁寺法堂の双龍図。
お茶自体は平安の頃からあったようですが、栄西禅師が宋から喫茶を持ち帰り、いわゆるお茶の風習が広まる初めとなったといわれるお寺です。
昨年、建仁寺では幾つかの物が重要文化財指定になりましたが、この法堂もそのひとつ。法堂天井に描かれた双龍図、現在は自由に撮影ができますが、この先ははたして・・・・
では、撮影が許されている間にと昨年の暮れに撮ってきました。
龍は水の神様として、多くの寺院で法堂の天井に描かれているようです。いわば火災除けなのでしょう。
しかし、京都では撮影を許可している寺院となると、建仁寺を除いてまず皆無といってよいのではないでしょうか。