重森三玲氏の言葉から思うこと(10周年を迎えての独り言)

【ちょっと一息】ひとりごと

重森三玲氏の企画展を観て、感動したこと、そして思うことを紹介したく書きます。

三玲氏の発言がいくつか書かれていました。

◆作庭

「日本庭園の伝統を固守しているのでは日本庭園への将来性はないと言える。今日の時代において今日の日本庭園を創作し、かつ未来への大きな足跡を積み重ねるべき」
「創作された作品しか残らない。創作より外に世の中へ残るものはないことは歴史が証明している」
「模倣されたものは多少残りえたとしても人々から高く評価されるものではない」
「石と作者との呼吸が合致したとき石は自ら動く」
「庭というものはお喋りしない材料を選ぶことによってこの喋らない庭木や庭石を喋らせるのが作家の仕事なのです」

という発言をされていて、三玲氏は、

「永遠のモダン」(今のモダンではなく)

を作るように考えていたとのことです。

◆茶とは

作庭には茶道が必要なんですと。茶は最初からモダンだった、あらゆる美を表していて、その茶を溶かして飲むことは、美の縮図を飲むことであり、宇宙を飲むことである、目を肥やすことができるんですと。

◆アトリエ

画家はアトリエを持っているが、作庭家にはアトリエがない。作庭には注文主がおり、その場所がアトリエである。この注文主がやっかいである。画家は、描いたものが売れる、売れないというだけであり、作品は変わらない、けれど、作庭は、注文主がおり、注文主が「No」といえば、設計を変えなければならない。

◆思うこと

今、自分がやっている仕事は「iタウンページ」というサイトを創って、事業者の方から情報をいただき、利用者の方に利用してもらい(情報を得て)満足な消費、購買をしてもらうことと思っています。

凄く創造性を持ってサイトを作っています。これも一つの「芸術」と言ってよいのではないかと思います。

真似をしたものは確かに、うまく行かない、自ら考えたもののほうが自信を持つことができるし、うまく行くような気がします。

私たちひとりひとり(企画しているスタッフ、営業をしているスタッフ、オペレーションをしているスタッフ)がオリジナル性を発揮し、iタウンページを創って、世の中に残していきたい、と。

この12月7日でiタウンページを創って10年が経ちました。10年前の日を忘れず、皆さんに感謝するとともに、原点に戻って、1年1年、今後も良い仕事をしていきたいです。永遠のモダンを目指したいです。


今後も「iタウンページ」を応援よろしくお願いします。




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