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昨日、五稜郭築造150年祭のことをお伝えし、円筒形歴史展示物「函館リトファスゾイレ」については、明日お伝えするとお約束しました。
まず、リトファスゾイレって何?と思いますよね。ドイツ語で「円筒形掲示塔」のことを言い、ヨーロッパの国々ではどこでも見かける、一般的な掲示看板の一種だそうです。
このリトファスゾイレを、五稜郭築造150年に当たって、函館の幕末から開港・明治までの歴史上の人物にスポットを当て、五稜郭や西部地区など観光客の皆様が多くお出でになる所を中心に函館市内各所に設置し、函館の激動の歴史を紹介します。こうした手法による歴史展示は、国内では初めてのものだと言うことです。
写真は、特別史跡五稜郭跡にある箱館奉行を背に立つ3体です。右は、タイトルが「一本木関門の奪還へ、五稜郭を出撃!」の蝦夷地仮政権副総裁の松平太郎とフランス軍士官隊長のブリュネで、中央が「蝦夷地仮政権の樹立」の蝦夷地仮政権総裁の榎本武揚、左が「五稜郭の上水道と函館水」の中側嘉兵衛です。
この3体の右側にも、武田斐三郎、杉浦誠、清水谷公考の3体が立っています。このほかにも市内には、全部で17カ所に30体のリトファスゾイレが立っています。ぜひ、ご覧になってみて下さい。
ところで、五稜郭タワーが150年祭の事務局を務めていらっしゃいますが、このリトファスゾイレの設置個所にはタワーは入っていませんが、土方歳三の像の前に函館駅構内に設置されているものと同じものが設置されていますが、それは違うのでしょうか。また、函館にお出でになった方々に見ていただく、知っていただくのだとしたら、なぜ函館空港にはないのでしょうか。
ついでに、市民にはあまり周知されていないような気がしますが、もっと市民に知っていただく工夫が必要だと思います。単なるお花見の場所ではなく、市民にとって重要な財産であることを、一緒に考える機会になってほしいと思います。
なお、リトファスゾイレを含めて、五稜郭築造150年祭の詳しいことは、実行委員会のホームページ http://goryokaku150.com でご覧下さい。
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