本当にそうだ！記憶できない人に任せられるか！

　またまた朝からアラートで、今度はどっちの方角だと大騒ぎです。その後も、先月のミサイルの時と同じく、警報の発令時期、伝達時間、避難場所など、そう簡単に解決できるものではないにしても、一向に前に進んでいないと感じざるを得ませんでした。
　先月の発射の際には、コロナ対策で臨時議会が開催予定でしたから、ミサイル発射への対応について緊急質問しました。今回は、北海道上空ではありませんでしたが、自治体としては情報の伝達や避難場所の確保など、解決すべきことへの迅速な対応を望んでいます。
　それにしても、世界を危険に陥らせることは、止めてほしいというか、止めるべきです。　
　さて、山際大志郎前経済再生担当大臣が、自民党の新型コロナウイルス等感染症対策本部の本部長に就任したという報道を見て、自民党はコロナ対策に力を入れる気がないんだと思いました。級統一教会との関係で更迭されたばかりだからというよりも、その原因が、一年前の出来事さえ記憶に残らない体質の方に、感染が８波に及ぼうとする拡大を始めている時に、その重大な任務を任せるという、政権与党として無責任な人事だからです。
　これでは、第２次岸田内閣で経済再生担当大臣に任命した、岸田首相の任命責任の放棄と何ら変わらないことを繰り返しているだけです。党本部や対策本部で文書や資料は保管してはいるでしょうが、議員個人としては１年経過の資料は廃棄するようですし、記憶にも残らないとしたら、危機的、緊急的事態に、参考となるべき資料が手元にないことも想定されますから、怖い話です。
　記憶は努力では治りませんから、記録はすぐに廃棄せず、もう少し保管された方が良いとご進言申し上げます。