いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

函館港は商業港だから。

2022-10-04 23:53:32 | Weblog

 米海軍ミサイル駆逐艦「ベンフォールド」が、10月7日、函館港に入港します。函館港にはこれまで各国の艦船が入港していますが、過去には函館方式とも呼ばれた、核兵器搭載の有無を確認する文書の提出などを求めたり、現在まで入港への抗議の申入書を担当部(現在は、港湾空港部)へ提出しています。
 ベンフォールドは、長さ153.9m、トン数8,803.14排水トンです。函館市から在札幌米国総領事館へ核搭載の有無の照会に対しては、日米安保条約で、米国艦船の入港に関しては日本政府に通知することになっており、核搭載を質問されたが外務省に聞いて欲しいという回答でした。外務省からは、米国政府が米国艦船には核兵器を搭載していないと言っているのだから、核兵器を搭載した艦船が日本国内の港に入港することはないし、当該艦船は搭載能力がないのだから搭載していないことについて疑いようがない(から、米国に確認する必要はないのだから確認しない)と回答しています。
 つまり、核兵器を搭載していますと言ってこない限り搭載していないという考えに立つということですが、そんな軍事に関することを言ってくるでしょうか。
 安保条約があるのですから、軍事的なことについて否定している訳ではありませんが、函館港は商業港なのですから、頻繁に軍艦が入港してなし崩し的に母港化されていくことには反対します。特に最近は、新型コロナの感染拡大が続いており、国民性の違いや上陸時の開放感から感染の危惧が拭えませんので、合わせて申し入れました。
 今日の申し入れは、立憲民主党函館支部と連合北海道函館地区連合会、北海道平和運動フォーラム、道南地域平和運動フォーラムが、田畑聡文港湾空港部長(写真左端)に行いました。

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