一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

677  登山家の未踏リストに雲の峰  弘明

2012年08月18日 | 

(とざんかの みとうりすとに くものみね)

 私は、富士山に数回登ったことがあるが、3,000メートルを越えると、どうしても高山病にかかってしまう。登れない訳ではないが、あの息苦しさというか、体のだるさには辟易する。だから、倍の8,000メートル以上のチョモランマなど考えられない世界である。

  ところが、今年の5月に山梨の渡辺玉枝さんが、10年前に続き女性としては最高齢、なんと73歳でチョモランマに登頂した。よほど心肺能力が優れているのだろう。

 さて、昔「雲に乗りたい」という歌があった。しかし、誰も雲に乗ることはできないのだから、登山家にとって、雲の峰(入道雲)は永遠に未踏でもいいのだが、その夢を夢の中で実現したのが、例えば孫悟空であって、絶対にできないことを、いとも簡単に出来るのが小説の世界だから、俳句にだってそういう分野があっても一向に構わない。

だから、一歩踏み込んで、例えば「孫ちゃんの登山リストに雲の峰」と、大奮発してもいいわけだ。

ハナミョウガ(花茗荷) ショウガ科ハナミョウガ属

生薬名:伊豆縮砂(いずしゅくしゃ)、芳香性健胃薬(腹痛・下痢)


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