一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1974   蜩やすっからかんの薪置場

2018年07月15日 | 

 93回目の穴窯の窯焚きも、あと半日になった。薪の壁がなくなり、柱だけが残っっている。この一か月ほとんど草取りをしていない草ぼうぼうの庭が、間近に見渡せるようになった。

 薪のない素通しの壁のすぐ近くで、ヒグラシ(蜩)が鳴いている。まだ、午後3時だ。いつになく、早く鳴いている。昨夜は、数匹のヒグラシが窯場の蛍光灯にぶつかっては落ちて鳴いていた。それを掴んで闇に放った。 

「飛んで火にいる夏の虫」という諺があるが、何故虫たちは、人間の作りだした明かりに集まるのだろうか。

ヤブカンゾウ(藪萱草)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1973   檜扇や犬に曳... | トップ | 1975   吠える犬を吠... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事