一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

184    雪やなぎ今狂乱の舞を舞う  歩智

2011年03月13日 | 

春の代表「桜」が咲くまでに、数多くの草花が咲く。その中で白い花と言えば木蓮や辛夷など大型の花もあるが、雪柳はいかにも小木であり小花である。

華奢な枝に小花をびっしり付け、八方に枝垂れる様は可憐であるが、春一番でも吹けば、雪柳は枝ごと大揺れに揺れ、その様はまさに狂乱の舞である。

 

 これは私の個人的な経験であるが、雪柳が幽霊のように、又は狂乱のように見える時がある。これは、精神状態が不安定な時に多いような気がする。酔っているとか、眠気がさしているとか、高熱を発しているとかノイローゼ気味とか・・・・いずれにしても特異な感覚である。

 


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2 コメント

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Unknown (森の魔女)
2011-03-14 17:29:52
ポチも狂乱の舞いって感じ。
面白いユーモアのある句ですね。
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ブラックハイク (無礼坊屋)
2011-04-19 23:29:46
狂乱は雪柳 それとも犬のポチ?
ポチの狂ったような食い意地、そしてこの可愛い表情、狂乱の雪柳に託した句は見事。
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