一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1886   片隅に暮らす気安さ石蕗の花    佳津

2017年12月03日 | 

(かたすみに くらすきやすさ つわのはな) 

片隅とは、どんな所でしょうか。例え、都会の真ん中に住んでいても、例え立派な家に住んでいても、社会の片隅である、という感覚はあるかもしれない。家族がいても、離れて暮らす一人住まいなら「片隅」感はあるだろう。

 しかし、この句「気安さ」と言っているのだから、家族とはスープの冷めないような距離にいて、何かあってもすぐ跳んできてくれる安心感があるのかもしれない。きっと、そうに違いない。

近所の家で見つけた、スズメバチの巣の抜け殻です


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