一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1729   送り火や赤き脚爪うずくまる   豊春

2016年09月02日 | 

 お盆の旧暦7月13日夕方、亡き人の御霊を迎える迎え火、15日に送り火をする。精霊流しも霊送りの一種だ。こういった行事が、子供の頃はどこの家の門口でも焚かれていた。残念ながら、今では、特に町中では焚かれなくなってしまった。理由は、火を焚く危険性があるからで、集合住宅などではなおさらできないだろう。

 いづれにしても、廃れていく風習の一つであろう。この句の「赤き脚爪」は、少女かもしれないし、娘かもしれない。はた又近頃は、熟女、老女の可能性だって大いにある。

↑ウド(独活)とアシタバ(明日葉)↓


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