一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

891  旧友の握手握手や花吹雪   歩智

2013年03月31日 | 

 さてこの句、どんな状況を想定したらいいだろうか。大きな窓のある室内でもいいが、やはり屋外の方が相応しいだろう。私は、赤坂御苑で開催される春の園遊会のような情景が思い浮かんだ。     

  それほど上等な会ではなくとも、「花吹雪」の中で多くの友と握手を受けているのだから、きっと余程めでたいことがあったのだろう、と想像するだけで楽しくなってしまった。「握手握手」という繰り返しに、心のこもった握手の暖かみが何度も感じられた。

ミツマタ(三椏) ジンチョウゲ科の落葉低木。

 


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