一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

311   草々へ梅雨明けましておめでとう

2011年07月19日 | 

 (くさぐさへ つゆあけまして おめでとう)

  私は、冬生まれだが「夏人間」である。常夏のタイとかベトナム、ハワイあたりで暮らしたい願望がある。理由は、何と言っても、Tシャツ、短パン、サンダルで暮らせるのが嬉しい。ジャンバーやストーブのいらない省エネ生活ができるからだ。バナナやパイナップルなど様々なフルーツが山ほどあるのも嬉しい。 

  気象庁の「梅雨明け宣言」が発表されれば、私だけでなく誰だって大喜びする。長かった鬱陶しく黴くさい生活からおさらばだ。

 そんなだから、庭に出た時、ついつい「おめでとう」と叫んでしまった。しかし、よく考えてみると、草木にとって、雨の降らない梅雨明け以後の方が過酷なのではないか。だからこの句には、軽率に言ってしまって申し訳ない、という懺悔の意味も含まれているである。

 

アガパンサス

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 310   生きること斯く... | トップ | 312   炎天や毒杯を干... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事