ムクドリの名前の由来は,ムクノキ(椋の木)の実を好んで食べることから来ているそうだ
又、「無垢(ムク)」という仏教語との語呂合わせから、ムクドリのことを略して「ムク」と呼ぶこともある。
子育てが終わり秋になると、最近では数千羽の大群となって都市に現れ、騒音や糞害などの映像がニュースで放映されている。しかし、
「あんた達人間の方が、よほど俺たちの生育環境を破壊しているんだぜ、分かっているのかね。迷惑しているのは、俺たちなんだ」と椋鳥が言っている。
さてこの句、椋鳥は土の上や芝生などによく現れ、虫などを啄んでいるが、目の前の椋鳥に、動くはずのない石地蔵の眼が動いているという。
私はどうしても、石地蔵に作者のギョロ眼が重なってしまい、可笑しくて吹き出してしまう。
彼岸におられる池月さん、ごめんなさい。
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