一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1791   世を眺む冬三日月に腰かけて   海人

2017年01月31日 | 

 「俳句は何でもあり」が正しい考え方。フィクションでもノンフィクションでも良い。字余り、字足らず大いに結構。有季、無季でも構わない。川柳だって立派な俳句の一つだ。

 さて、この句のように、ホラもここまで来れば立派。竹取物語の向こうを張っているではないか。何でも見えてしまうらしい作者は、月から地球を眺めて、何を思っているのだろう。その答えは、読者の自由。

箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄るみゆ    実朝

実朝は余程目が良かったらしい。

それとも、ものすごい荒波が立っていたのだろうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1790   まるまると柚... | トップ | 1792   冬将軍日本列... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事