一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2183  たっぷりと街並濡らせ冬の雨   さくら  

2021年01月28日 | 

 つい先日まで、たぶん一ト月余り、ほとんど雨が降りませんでした。お陰で椎茸は小さいまま干し椎茸になってしまったし、堆肥箱に集めた落葉も乾き切っていて堆肥にならない。私の個人的感想ではありますが、雨ごいをしたい気分だったのです。

 ですからこの句、山に住む私としては「たっぷりと山並み濡らせ」としていただきたいのですが、都会に住む作者に無理は言えません。「街並み」で結構です。

 そして、ようやくこの数日雨が降り始めました。大寒も過ぎ、春がそこまで来ている証拠です。新型コロナに戦々恐々としている私達ですが、そんなことは気にもせず、自然界は春を迎える準備を着々と行っています。梅や万作は咲き出し、蕗の薹も地下で膨らみ始めています。「自粛など糞喰らえ。ウィルスなど糞喰らえ」と野山に出かけましょう。

 ウィルスは、低温と低湿度が大好きですから、雨は天敵なのです。ご安心ください、気温が上がり、湿度が上昇すれば、次第に新型ウィルスの感染は縮小していきます。但し、油断は大敵です。

スイセン(水仙)

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