一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1211   津波訓練警報宙返りする初燕   薪

2014年04月28日 | 

 3.11以後、日本各地で行われているであろう「津波避難訓練」。その警報が鳴っている、という。その正式名称は「津波避難訓練警報」である。

 まあ、誰も誤解はしないだろうが、「避難」が抜けた「津波訓練警報」では、意味が通じない。どうせ、11文字と字余りなんだから、14文字でも大した変りはない。つまり、「津波避難訓練警報/宙返りする/初燕」

 しかし、いくらなんでも長すぎるから「宙返りする」を省いたらどうだろう。つまり、「津波避難/訓練警報/初燕」となる。

  さて、巣作りの材料や場所がめっきり減って、たぶん困っているであろう燕から見たら、地を這う人間たちの津波避難訓練は、どんな風に見えるのだろうか。

シバザクラ(芝桜)


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