一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1058  26号去りし大島に手を合わす

2013年10月17日 | 

 今回の26号と同様に、10年ほど前に伊豆半島沖を台風が通過した。その時は、私のプレハブの作業場の屋根のトタンがめくれてしまったし、友人の家の屋根なんかは、飛んでしまった。風がもろに当たる山の上だから、私は恐ろしくて近くの保養所へ避難したくらいだった。台風が去ってから、近くの山へ散歩に出ると、何本もの山桜が根こそぎ倒れていた。

今回の26号は、その10年前の台風とコースがほとんど同じなのだ。兎に角深夜で外は何も見えないし、風の音と建物の振動する音しか解らない。寝ようと思ったって恐怖で眠られず、30分置きにニュースを見るしか能はない。ニュースなんか見たってどうにもならないのに。

 いづれにしても、26号があと50キロ内陸寄りを通過していたら、伊豆大島の被害は私達だったかもしれなかったのだ。毎日眺めている大島。無くなった方々にお見舞いを申し上げる。さて次の27号が発生し、同じコースを通るかもしれない。

コスモス(秋桜)  キク科コスモス


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