一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1803   風少し月に向かって木の芽伸ぶ

2017年03月09日 | 

 教育勅語は、明治23年10月30日発布された。明治天皇が述べた教育に関するお言葉である。

 実際は、当時の明治政府が、天皇の名を利用して、国民が意のままに動くよう教育勅語を作り、全国の学校に下賜した。教育勅語に、親孝行しろ、兄弟仲良く、夫婦も仲良く、友達は信じ合え、博愛を衆に及ぼせ・・・などとあるが、本音は、特に有事の際に、お国のために働くように仕向けるため、学生たちに暗唱させたのである。

 現代に、このようなものを、教育の現場で暗唱させる幼稚園があるとは、実に驚きである。このことに最も困惑しているのは、きっと天皇陛下に違いない。

ホトケノザ(仏の座)

コメント
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