木枯一号の吹いた、昼の湯河原のラーメン屋での、店員と客たちとの会話。「おーい、大変だよ、トランプが当選するらしいよ」「ホントかい、困ったことになったなあ」「円が101円に上がったし、株も1000円以上下がっているらしいよ」
別の客が「なあに、大したことないよ、オバマだって『yes,we can』などと言って国民をその気にさせて、ノーベル平和賞まで貰ったが、結局核軍縮できなかったじゃないか。トランプだって、言っているほど大したことはできないと思うよ」
「ちょっと待ってよ、トランプはさておいて、オバマはイランやキューバと仲直りしたし、オバマケアという国民皆保険制度も成立させたし、民主党大統領としては、かなりの成果を上げたと思うよ」
横で黙って聞いていたが、皆さんの発言には感心してしまった。いづれにしても、各国の政治に木枯が吹きまくっているようである。
イヌタデ(犬蓼)、アカマンマとも