一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

447  平和とは軍手が掴む犬の紐

2011年12月14日 | 

(へいわとは/ぐんてがつかむ/いぬのひも)

 

ほとんど毎日使っている軍手。この「軍手」という名前の由来は、誰でもすぐ想像がつくはずだ。しかし、軍手が戦争や兵隊と関連することに、私が気付いたのはつい最近のことだ。

 

調べてみると、既に江戸末期に軍手は登場している。材質や編み方の変遷はあるものの、太平洋戦争が終わっても「軍手」という呼び方は変わらなかったし、たぶんこれからも変わらないだろう。

 

 私は今、有ることが難しい、平和な国に生まれて生きている。戦争を知らずに死んでいけるなんて、なんという幸運だろう。有り難い、としか言いようがない。

 

 ところが世界には、血生臭い戦いを続けている国々が、まだまだ沢山あるのも救いようのない事実だ。

ロウバイ(蝋梅)

コメント
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