一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

107  杭を打つ掛矢の力年の暮 

2010年12月27日 | 

(くいをうつ かけやのちから としのくれ) 

  

掛矢は、木製の大きなハンマー。

住宅の基礎工事を始めるには、まず2~30本は杭を打たねばならない。地盤が固いと、振り下ろす掛矢にも相当の力を入れねばならない。体をしならせて振り下ろす渾身の一撃は、一見に価する。

 

私は、斧での薪割りを10年ほどやった。思い通りの場所に的確に斧を入れるのに、いささか自信はあるが、鳶職の彼らにはとてもかなわない。 

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