磯子ヴィレッジ近況報告

磯子ヴィレッジの近況とそこで得たノウハウなどを写真付きで投稿

磯子ヴィレッジ「日食見ました。」

2012-05-22 20:14:05 | インポート
今日は、雨模様で気温も低く、良いお天気ではありません。
しかし、緑が美しく、吹く風は心地よい良い季節になりました。
正に、風薫る五月です。
丘の方で「チョットコイ。チョットコイ。」とコジュケイが呼んでいます。

ところで、気象庁は16日、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が国内の3つある観測地点の1つの岩手県大船渡市綾里で初めて400ppmを超えたと発表しました。
1年に約2ppmのペースで上昇が続いているそうです。
また、毎日新聞によれば、「世界平均で400ppmを超えると地球温暖化が深刻化するとされている。」そうです。
二酸化炭素を固定するため、また暑い夏の日差しを遮り、温度を下げてくれる緑を大切にしなければならないと思っています。
そして原発停止による火力発電所から排出される二酸化炭素は増加しています。
益々緑を大切にしなければならないと思います。

『除草剤』
緑を大切にしなければといいながら、除草に精を出しています。
除草剤にも粉末、顆粒、液体など色々のものがあります。
今まで、比較的広い範囲に撒けて、風などによる飛散が少ないと思われる顆粒状のものを使ってきました.
しかし、どうも効き方が良くないのと、細い隙間に生えた草を取り除きたかったので、初めて液体のもので、葉や茎から吸収されるものを使用してみました。
結果、効果抜群でした。
2週間でほぼ葉と茎は枯れてしまいました。
後は、どれくらいの間綺麗な状態で保てるかだと思いますが、草が生えるのを抑制する作用は無いので、あまり期待できないのではないかと思っています。
除草剤を噴霧器で噴霧するのですが、除草する草とそれ以外の部分を注意して噴霧すれば、はっきり区別出来る点でも液体のものは優れています。
前回紹介した電柱と道路舗装の隙間に生えたニラに使ってみました。
2週間後の状態です。

ほとんど枯れています。
 ニラが枯れて改めて見ると道路舗装のアスファルトを押しのけてニラが生えています。
ニラの生命力もすごいですね。
 また、縁石と擁壁の隙間に生えていたニラなどを除草剤で取り除きました。

全く、ニラなどの草がなくなりました。
縁石と擁壁の際は距離が長いので、手で取っていたら大変ですし、細い隙間の草取りは、大変です。

除草剤で、長い擁壁と縁石の部分が綺麗になりました。

 木々の緑も綺麗ですが、沢山の花を観ることが出来きます。
こちらも綺麗です。
 6件ほど花の話です。
 サツキの時期になって、ツツジの時期は過ぎてしまいました。
今は、ツツジの大紫の花もすっかり落ちてしまいましたが、花の最盛期に大紫の色違いを見つけました。
大紫というと1色と思っていましたが、一般的な花の色に比べてややオレンジがかっています。
株は同一なのですが、幹の1本に咲く花だけが異なっています。
写真で色が違うのが分かりますでしょうか?
左上側の紫色の花が一般的で、右側の明るい色が色違いです。

≪大紫色違≫


≪キショウブ(キイロショウブ)≫
 今から、50年くらい前になるでしょうか?
長屋門の前に小さな川が流れていました。
生活廃水も一緒に流れていましたから決して綺麗な川ではありませんでした。
現在では、排水管が通され、道路になってしまいましたので昔の面影は全くありません。
当時の小川には、セリやキショウブなどが生えていました。
排水管の布設と共に小川にあった植物は無くなってしまったと思ったのですが、現在整備中の古家の庭にキショウブが残されていました。
小川に生えていたときは、大量に生えていて綺麗だとは思いませんでしたが、少量だとなぜだか綺麗に感じます。


≪テッセン≫
 ツルギキョウをテッセンと間違えましたが、こちらは本物のテッセンです。


≪ジャスミン≫
この時期、あちらこちらの家の垣根などに目立ちます。
臭いも強いので、直ぐに気づきます。


≪イキシア(ヤリズイセン)≫
 家の前に生えていて通りがかった方に良く名前を聞かれる花です。
細くて長い針金状の幹の先に花を付けます。


≪ツキミソウ≫
ツキミソウというと黄色の花で、夕方から咲き始めるものが普通ですが、これもツキミソウだそうです。
日中から咲いています。

 植物だけでなく昆虫の活動も活発になってきました。

≪アオスジアゲハ≫
 ボケの新芽に羽化したばかりなのか?アオスジアゲハが羽根を広げて止まっています。
これから、蝶の活動も活発化していきます。

『金冠日食』
 2012年5月22日 金冠日食をご覧になれましたか?

4時半 起床して、外に出て見る。曇っている。
5時半 曇っている。
     黒い雲がちょうど日の出の場所に掛かっている。
     雲は、東から西へごくゆっくりと動いている。
     これは天気が悪くなる兆候。
     でも、金冠日食が始まるまで、1時間以上ある。
    「何とかならないか?」と空を見上げながら思った。
6時過ぎ、雨が降り始めた。
      「ダメか!」
6時半 雨は本格的に降っている。
7時  雨は、降り続いている。
    ラジオのニュースが、群馬県では、日食が始まっていて太陽がかけ始めたことを伝えている。

    外を見ると、日差しが見えた。
    もしかして。
    表に出てみると、太陽の光が雲間から見える。
    家の中に飛び込んで、準備してあった未開封のままの太陽グラスの封を急いで開けて太陽グラスを取り出し、外へ飛び出した。
    そして太陽を覗いた。「見える!」「見える!」
    絶えず、雲が横切るが、太陽の右上が欠けているのが見える。

    次第に欠けている部分が大きくなり、7時半ごろか? 太陽光が環状になった。
 
 金冠というには、金色が足りなかったが、空にサークライン蛍光管が浮いているようでした。
サークラインという言葉をあまり聞かなくなりましたが、ふと、この言葉を思い出しました。
大分古い話になりますが、どこかの会社のコマーシャルで空に浮かんだサークライン蛍光管が有ったようにも記憶しています。
 ちょっと話がずれましたが、この状態は、太陽グラスを使わなくても、雲が適当に光を弱めてくれて肉眼でも観察することが出来る瞬間もありました。

 写真ほぼ中央に欠けた太陽が微かに映っていますが、分かりますでしょうか?
雲と一緒になってしまって分かり辛いかと思います。

 その後、雲が厚くなり、太陽は見えなくなってしまいましたが、日食が終わる頃には次第に雲が薄くなり、左下がほんの少し欠けた金色の太陽を観察することが出来ました。

金冠日食を完璧に観察することは出来ませんでしたが、平安時代以来と言う金冠日食をぎりぎりの状態で観察出来たということは、それ自体大変幸運であったと思っています。

 また、日食を見ながら、太陽光の光の強さとその太陽光を遮る雲のすごさを改めて感じました。
これらのすごさに支えられて生きているのだなと感じました。
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