Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

二度とない、でも次がある

2011-03-03 22:37:13 | 日常のこと
「次がない」というのは悲しいことだ。大切な人と、もう二度と会えない。大好きなことが、もう二度とできない。私たちは誰でもみんな、それを経験する。人間は歳をとって、最後には死んでいく生き物だからだ。

この瞬間は二度とない。昨日に戻ることは決してできない。

でも、まだ向かっていく次がある。思い描く、次の瞬間がある。それはなんと幸せなことだろう。なんと嬉しいことだろう。

私は、大体において、一度始めたことをただ簡単にあきらめなかったというだけでここまでの人生をなんとか送ってきた。正直、もしかしたらそれは、あきらめるだけの意志の強さがなく、流れに乗ってなんとなくふわふわしてきただけなのかもしれないと思う。だが今となってはもうどうでもいいことだ。

これが最後に書く一文になってもいい、これが最後に上がるステージになってもいい、そして同時に、次に向けて今この瞬間を精一杯やる。いつも、矛盾したことを同時に思う。何が正しいのかなんて私にはわからない。どうせ後になってみればどんなことだって言える。

Poe-Triは昨夜、33回目を迎えた。

4月の回は通常開催、5月は私のワンマン、そして6月は三周年記念イベントだ。全部二度とない。でもたぶん続いていく。もう続かなくなる、どこかの地点までは。

関わる全ての人に感謝を。

詳しいレポートは明日の夜、アップいたします。