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マーケティング研究 他社事例 581 「ヘンな事をする事4」 ~ヘンであること、やばい事を面白がる!!~

2020-06-16 08:28:32 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 581 「ヘンな事をする事4」 ~ヘンであること、やばい事を面白がる!!~


やるべき事はまだあります。

企業も大学も「変なことをやって成果を出した研究者」をきちんと評価することです。

「アメリカの研究者からはよく「あれだけの成果を上げたのだから、大学から高額の給料が支払われ、研究環境の面でも相当に優遇されているのだろう」などと言われる。けどご覧の通り」と、苦笑しながら話すのは、生物有機化学を専門とする東京大学大学院の菅教授です。

菅教授は、「ペプチド」と呼ばれるたんぱく質の断片を薬として使えるようにした「特殊ペプチド」の人工的な作成に世界で初めて成功した研究者です。

その技術を使えば、短時間かつ低コストで薬を作ることが出来ます。

菅教授の研究もまた成果が出るまでは異端扱いされてきました。

生物学と化学の常識を覆す研究内容は、周囲からなかなか理解されなかったと言います。

しかし、そんな常識破りの研究に約15年間没頭した結果、菅教授の技術は現在、大きく花開いています。

製薬会社の創業を支援するために、2006年に設立したバイオベンチャーのぺプチドリームは2015年に東証1部に上場し、現在、時価総額は数千億円に達しています。

それでも菅教授は東大から特別扱いを受けているわけではありません。

一方で東大は、菅教授の研究室が開発した技術で多額の収入を得ています。

特許を所有するのは大学側で、ぺプチドリームに供与する見返りに、多くのライセンス収入を手にしているのが実態です。

「アメリカの大学の場合は、多額のライセンス収入をもたらしてくれた教授のために研究所を立ち上げるなどして報いてくれる。残念ながら東大にはそのような習慣はない」と菅教授。

ライセンス収入の一部は手に出来ますが、給料はほかの教授と完全に横並びです。

教授の待遇に差をつけることは、東大をはじめ日本中の多くの大学でタブーになっているのです。

「変なことをやって成果を出した人」も「何もせずに成果を出さなかった人」も待遇面で平等に扱われるなら、異端児呼ばわりされてまで「変なこと」をする人はますます減っていく事でしょう。

こうした悪平等主義は大学に限ったことではなく、一般企業でも散見されます。

様々な問題を見直し、「変なことしてはいけない症候群」を修正し、『ヤバい研究』に対しても白い目を向けるのではなく、面白がる事で、日本の潜在的なイノベーション力は目覚めていくのかもしれませんね。


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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 




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