To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

チャーリーとチョコレート工場 : チョコの滝に打たれたい。

2005-09-11 16:38:29 | 映画(劇場)
ものすごく期待して観に行ったのだけど・・・乗り切れなかった。

ジョニー・デップは、どんな役にでもなりきれる稀有な役者さんですね。

ちょっと意地悪でイタズラ好き、でもナイーブで寂しがり屋な天才チョコレート職人。
白塗りでは無くて、実際のハンサムなお顔が見られる方がイイんだけど。
茶目っ気たっぷりの態度や「parents」 が言えない時の悲しげな表情は彼ならでは!って感じでした。

ゴールデンチケットが一枚一枚見つかっていく過程は、果たしてどんな子の手に?とワクワク!
それを獲得した子供と親の嫌味なインタビュー、さもありなんと納得。

そして最後の一枚はチャーリーがGET!!
でも拾ったお金なんですけど・・・
チャーリーの家族も、お金の出所に関しては触れていませんでした。
まぁ、あんなに貧乏なんだから神様も目をつぶってくれたのかな。

ウオンカ氏の登場シーンがシュール。
可愛くない「イッツ・ア・スモールワールド」見てみたい。燃えちゃった!

工場内も奇妙奇天烈! 見事なティム・バートンの世界。
これでもかというウンパ・ルンパの歌と踊りの繰り返しには 踊るマハラジャ を連想しちゃった。

リスくんたちも可愛い働き者だった。
お伽話にふさわしく悪い子は一人また一人と消えて行く。

そのたびに歌と踊り。
ヘンなものを見てしまった。頭の中に残って困る。(笑)

この辺から繰り返しで、ちょっと飽きて来た。

夢の工場から現実に戻らないといけないし。
空飛ぶシースルーエレベーターには乗ってみたいけど。

あとは家族愛でまとめてしまいました。

観終わった後は、ぅ---ん、もうひとつ、どこか違うなぁ・・・・・・と。

他の人の記事で読んだのですが、<中途半端にある道徳的な臭い>  きっとこれだ!

人にとって一番大切なものは
当たり前すぎて詰まらない結末だった。

それなら別にこの映画でなくてもいいのにね。
こういう話の持っていき方では、感動出来ない感性になってしまったのかな。
いったい私は何を期待して観に行ったのだろう?

邦画「放浪記」(BS11) : 想像し難い貧しさ。

2005-09-10 01:58:18 | 映画(テレビ放映)
「貧乏人のふてぶてしさ」 と隣で見ていた家人が申しました。

高峰秀子 が本当に上手く表現していました。

ふてくされた態度、斜め下から見上げる目つき、品のない着物の着方や歩き方、はすっぱな喋り方・・・

もう 林芙美子 にしか見えない!

森光子のでんぐり返しで有名な舞台ですが、さすがに映像では年齢的にちょっとね。

「私の人生はこれだけで終わるんじゃないから。」

「このままじゃいけない。なんとかしなくちゃ!」

強い意志と情熱、もちろん才能もあって、作家として大成する。
食べることさえ出来ない悲惨な状況なのに、どこか明るさと希望があって救われます。
笑えるところも結構あるし・・・だから舞台でも長い間ウケているのでしょうね。

今はおじいさん、おばあさん役の俳優さんの若い頃が見られるのも楽しい。
ちょっとしたクイズ番組 ですよ。

田中絹代、菅井きん、仲谷昇、草笛光子、宝田明、林美智子、西沢利明・・・・・・

今の日本では考えられない世界。
源義経よりも返って距離が感じられて、中途半端な位置にあるこの時代は忘れられて行くのかな!?と感じてしまいます。

で、明日(もう今日か)は 「チャーリーとチョコレート工場」 観に行くよぉ~
とっても楽しみ
・・・お休みなさいませ。

ドラゴン桜 #10 : あっ、もう年明けちゃったの?

2005-09-09 23:34:12 | テレビドラマ
いくらなんでも端折り過ぎでは・・・来週が最終回か。

漫画は読んでいませんが、もっとエピソードや受験必殺法とか描かれているのですよね。

ドラマこそ時間配分を考えて、作って欲しいよなぁ~ 

桜木先生に引っ張られて見てきたけれど、ガッカリだ!

まあ来週も見るけれど、、、

やっぱり最後は「神頼み」 周囲の者は、それしか出来ないものね。

「ファンタスティック・フォー」の試写会 (新宿)

2005-09-08 23:52:24 | 映画(劇場)
面白かったかと聞かれれば、面白かったよ!と答えますけれど・・・・・・
それだけで、、心に残るとか驚かされるとかは無いです。

原作が古いと、アレンジは今風にしていても其れなりですかね。
色々な映画の元ネタなんだという楽しみ方もありますが。

この手のハリウッド映画は、数が多過ぎて食傷気味。
子供でも分かりやすい勧善懲悪ストーリーとキャラクター設定。
アメリカ人って、こういう映画が好きなのですかね?

超能力ユニットの4人最凶の1人はそれぞれ特殊な能力を授かってしまった。

その能力を授かるキッカケや、自分の力に戸惑いつつも開発していく過程は面白い。

4人の会話にもユーモアがあって笑える。
ジョニー(トーチ)のやんちゃ振りも楽しい。

リードとビクターとスーの三角関係、ベンの一人だけ外観が変貌してしまった故の苦悩も重要な要素。

悪役のビクター<Dr.ドゥーム>の存在が弱い。
ダースベイダーの元ネタらしいけど、結構簡単にヤラレちゃった。
嫉妬深い所は似ているかな。

でも復活しそうなラストでしたから、続編も作られるのでしょうね。

スーのジェシカ・アルバ
テレビで「ダーク・エンジェル」をずっと観ていたが、髪の色とアイメイクでずいぶんと違う印象だった。
黒髪の方が野性的でステキだと思うけど。

映像は美しかった。
CGはもちろん、NYの夜景、雪山のシーンなども。

試写会の場所は、新宿の東京厚生年金会館。
家からは片道1時間20分で、往復の運賃は1,220円。

これだったらレディスデイに近くの映画館で観る方が良いか・・・
試写会応募の際は、きっちりチェックしてからにしないと。


ホンジュラス戦、いろいろあっての大逆転!

2005-09-07 23:54:03 | サッカー
勝ってくれたのは嬉しいけれど、野球みたいなスコアで・・・
こんな代表の試合、見たこと無い。

8分 ベラスケス
27分 ベラスケス
33分 高原 直泰
46分 マルティネス
48分 柳沢 敦
50分 ベラスケス
55分 中村 俊輔
70分 柳沢 敦
78分 小笠原 満男

早すぎる失点で、立ち上がりからリズムが悪く、相手のペースで試合が進んで行く。
立ち上がりの入り方って、難しいんだね。
細かいパスを良い様に繋がれて、攻撃されている。
もっと前から積極的な守備をして欲しい。
プレスが甘いよ!イラン戦では良かったと思ったのに。

日本のシュート数が極端に少ない。
またも、左サイドから2点目を奪われる。

稲本のシュートから、こぼれ球を拾って高原のゴール。
やっと1点。。。

日本の攻撃の時間が多くなり、もう一点の期待が高まって来た。

が、中田英の自陣近くでの致命的なミスから、ロスタイムでまさかの失点。
ちょっとした油断が取り返しの付かない事に。
ヒデらしくない。こんな凡ミスをするんだ!驚いた。

前半は1対3で終了。

後半は開始直後に、中村のFKを柳沢が頭で合わせて得点。
前で宮本も跳んでいたのに、よく決めたね。

でも2分後にまたヤラレタよ・・・ベラスケスはハットトリック!!

だんだんと相手の足が止まって来た。

3点目は、中村のPK。

同点弾は柳沢の気持ちのいいミドルシュート~~~
FWの二人は結果を出しました。

小笠原は後半の途中出場でも、しっかり決めてくれた。
ついに逆転のゴール!!!
もう一点とセルジオ越後は言っていましたけれど、もう一杯一杯。
よく劣勢を跳ね返してくれました。

取りも取ったり、5対4での逆転勝利。

でも4点も取られたのではねぇ。
4バックは、どうなのだろう?サイドも簡単に突破されてしまうし・・・
サントス、加地の上がりも少なかった。

3バックにして中田英が守備的ボランチの位置に下がった方が、攻撃も守備も機能していたような気がする。

今日は「海外組のテスト」の意味合いもあったらしい。

選手全体のレベルが上がり、選択肢が増えたことは喜ばしい。
しかし、このポジションには絶対にコイツ!という選手がいないのは困りものだ。

海外組・国内組を問わず、ジーコにはベストメンバーをきっちり見極めてもらいたい。

来月は欧州遠征。 10月8日ラトビア、12日ウクライナと。

W杯までに代表チームは何試合できるのだろうか?
間に合うのかが、少し心配です。











邦画 「めし」(BS11):女の生き方って?

2005-09-05 23:58:22 | 映画(テレビ放映)
成瀬巳喜男監督の生誕100年を記念して、NHK衛星第2で特集上映されています。

林芙美子原作で、未完の絶筆とのこと。

監督の名も原作も知りませんが、新聞の解説で評価が高かったので見てみました。

上原謙と原節子が夫婦を演じている。
結婚して数年が経ち、東京から大阪に移って、つつましい二人だけの暮らし。

他人には幸せそうに見える夫婦生活だが、同じ事の繰り返しの毎日に妻は不満や疑問を抱いている。
夫は妻の様子には関心が無く、何も気付かないでいる。

今も共通しているテーマです。

そこへ家出をした夫の姪が転がり込んでくる。
それも好き放題な言動で周囲を振り回し、夫婦間には更に亀裂が入っていく。

狭い家に他人が入り込むだけでも気を遣うのに、お米の心配をする経済状態にもかかわらず夫は給料の前借りをしてまで姪に小遣いを渡そうとする。

妻は自分の洋服も買わずに我慢してやり繰りしているのに、男の人は鈍感と言うのか・・・

女は結婚前の娘のうちだけが花!みたいなセリフがあったけれど、現代にも通じてますね。
若い子だけがチヤホヤされ、甘やかされている。
嫉妬と羨望が入っちゃうよぉー 
まあそれも順番だし、そういう時期は長くは続かないでしょうが。

妻は東京の実家へ帰ります。
そこで仕事を探そうとしますが、街には職を求める人が溢れていて就職は難しい。
いとこに就職依頼をしますが、その男性の求める物は男女間の繋がりだったりして。
結局彼女も妹夫婦の家に居候しているだけで何も出来ず、早く大阪に帰りなさいと皆に言われてしまう。

周囲の人が温かく見守っていてくれて恵まれています。
でもいつまでも頼り過ぎて、考えが甘い気がする。
これでは姪と五十歩百歩。

そんな時にタイミング良く、夫が東京出張で妻を訪ねて来る。
明日大阪に帰るから一緒に帰ろうと。

妻は夫の幸せに自分の幸せを見い出す生き方を選ぶ。

夫は妻との生活を大事に思っているし、時代的にも女一人で生きて行くのは凄く大変でしょうから、やはりこの決断になるのでしょうね。

原作は未完なので、結末は「別れる」というモノもあったようです。

面白味も無いけれど、ぬるま湯的な生活に戻る。
本当にそれで良かったのかな
劇的で刺激的な事件は起きませんが、ちょっとした言葉や態度で気持ちが伝わってきて心に響きます。

愛情を注ぐ存在としての夫や子供が居ないので、猫を可愛がるのも良く分かる。
大阪で東京の言葉を話すとアレッという目で見られたりするので、知らない土地で疎外感を味わって寂しい思いをしたこともあった。

そのあたりは自分と同じ所もあって、感情移入しちゃいました。

それにしても原節子は美しいです。
顔立ち、体型、目付きや仕草も色っぽい。
大阪ミナミの長屋のおかみさん役は似合わない。

昔の日本映画も、しみじみとしてイイかも・・・
今週あと何本か放映するから観てみよう。

写真は今日の夕食。
一人だったので、出来合いのもので済ませちゃいました。
オリジン弁当で381円也、こんなもんです。


女王の教室 #10 : やっぱり良い先生なんだ!

2005-09-03 23:40:01 | テレビドラマ
最初のナレーションのトーンが変わっていました。

今回は親子の関係がテーマ。
真矢先生はここでも和美ちゃんにアドバイスをしています。

「親を説得して、自分の考えを理解してもらいなさい。」 と・・・

「いい加減、目覚めなさい!!」
先生の言う通り、みんな目覚めて自立して来ました。

もうパターンが分かってきましたね。
来週には和美ちゃんも気付くみたい。

おまけに天童先生までも、親から自立出来て・・・・・・これも真矢先生の想定範囲内??

<いくつになっても親は子ども扱いをする> は本当にその通りですが。。。

うるさいな、いい加減にしろよ!と思っても、親がそのくらい元気でいてくれる方が有り難い。
最近、親の[老い]を実感している所。
まのあたりにすると悲しいし、寂しいものです。

気になったのは、真矢先生ふらついていたような・・・
まさか不治の病に侵されているとか?

どんな終わり方になるのかなぁー
最後まで毅然とした真矢先生でいて欲しい。


ドラゴン桜 #9 : 順調には行かない。

2005-09-02 23:59:36 | テレビドラマ
水野さんの健気さにこちらも涙ぐんでしまった。

長澤まさみさん、上手いね。
以前の和久井映見みたいな感じかな。
ずぅーと女優さんを続けていって欲しいです。

「努力しても報われない」 ことは、やはりありますよ。

努力が足りないのか、もう少し続けていたら報われたのか、努力しても無理なものは無理なのか、そのへんは難しい。

継続は力なり とよく言うけれど、続けられるのも才能のうちだと思ってしまう。

高校の時に東大に合格する人が何人か居たが、頭の出来が違う感じだった。

すんなり理解出来て、すぐ身に付く。で、忘れない。
努力もしていなさそうで、楽しんで勉強しているように見受けられた。
私なんか時間を掛けて勉強しても、理数系は付いていけなくて辛かったなぁー
ドラマは、まだまだ紆余曲折あるようですね。

最終回には、みんな揃って合格の笑顔が見たい。

私たちにも夢を見させて欲しい。

 

防災の日

2005-09-01 22:23:05 | 日記
長月、詠月、菊月、色取月・・・陰暦の9月の呼び方は色々あるのですね。

風流な呼称はさておき、今日は防災の日。
災害用伝言ダイヤル 171 を試してみました。

音声ガイダンスに従って、録音・再生が簡単に出来ました。
一度試しておけば、イザという時にも安心です。

さて家の中を見渡すと、食器棚と天井を突っ張り棒で固定したくらい。
テレビをターンテーブルの上に載せているので相当危険何かしないと!

水と食料は3日分確保しておかないとね。

問題は家から離れた所で災害に遭った時。
東京にでも居たら、川をいくつか越えないと帰って来られない。
何時間何日でたどり着くか? 
橋がダメだったら無理かもしれない。

コンビニでは争奪戦になるだろうから、飲み物とチョコレートくらいは常に持ち歩こう。

子供も居ないし今はペットも居ないしで、守る物が無いからイマイチ真剣味に欠けています。
何とかなるだろうでは、何ともならないのでしょうが・・・・・・
日頃の準備が大切なのですよね。