To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

Mr.インクレディブル : 意外に大人向けでした。

2005-10-30 23:52:32 | 映画(レンタル/DVD・ビデオ)
ディズニー / ピクサー それもヒーローものというから、お子様向きなのかと見逃していた。

オープニングはヒーローたちのインタビューから始まり、あれっ!と軽い戸惑いからスタート。

まずは、スーパー・ヒーローたちの活躍が描かれる。
いかにも自信ありげで、尊大とも思える態度のMr.インクレディブル。
追っかけの男の子バデイ(確かにウザイけれど)に対して、ちょっと冷たいんじゃないの・・・ これが後々ね、、、

世界の危機を救ってきたスーパー・ヒーローたち。
 
しかし、その有り余るパワーに非難が高まり、スーパー・ヒーローとして活動することを禁じられた。

それから15年、Mr.インクレディブルは正体を隠して、愛する妻と3人の子どもと静かに暮らしていた。

しがない保険会社の一社員として鬱々とした日々の中、再び世界を救う日を夢見るボブ(=Mr.インクレディブル)。
そこにスーパー・ヒーローとして仕事を依頼する一通の手紙が密かに舞い込んだ。

しかし、その陰には恐ろしい陰謀が・・・・・・

ボブは自分の信念に反することでも会社や上司の方針に従って、不本意な仕事でもこなさなくてはならない。

10代の女の子ヴァイオレットは恋に悩み、普通でない自分を疎ましく感じている。

元気一杯のダッシュは、力を発散できずにウップンを溜めている。

かつてはイラスティ・ガールとして活躍していたヘレンはそんな家族をまとめて、一般市民の生活になじもうと努力していた。

それぞれに悩みを抱えている姿が、丁寧にきちんと描かれている。

家族以外にも魅力的なキャラが・・・

エドナ・モードは強烈な個性の持ち主。彼女にはヘレンもタジタジ。
監督のブラッド・バードが声を担当するぐらい思い入れがあるのでしょうね。

ミラージュが一番のお気に入りキャラ。
知的で洗練されていて、しかも色っぽい。
恋人にも愛されていない事を自覚してしまった。
まぁこの男だったら、いない方がマシだよ。
でも一人で強く別の道を生きて行くのだろうなぁーと思わせる女性だ。

ボブが惹かれるのも分かる気がする。
育児に明け暮れている所帯染みた奥さんと比べるのは、酷だけどね。

さて、いよいよ元スーパーヒーロー・ファミリーが力を合わせて危機に立ち向かう展開にーーー

色彩も豊かになり、スピード感が増してくる。

特に伸縮自在に身体を動かす妻ヘレンの活躍ぶりには、目を見張る。
彼女が家族の中心。
暖かく包み込み、信頼と励ましで皆にチカラを発揮させる。

思わずヒップラインを気にする所は笑えた。
夫だってお腹が邪魔をしてるしね・・・

悪役のシンドロームはちょっと幼い。
注目され賞賛を受けたいがために、あんな物を作って。
たくさんのヒーローが犠牲になっているし。

最後はあっさりと・・・お約束のマントだった。

Part2があっても良いような終わり方だったけれど、どうなんだろう?

DVDを再生させたら、吹替版だった。
間違って借りてきたのかと思ったら、字幕と吹替の選択が出来るんだ。

先に公式サイトでキャスト&スタッフを見て置かないで良かった。

どうしてもその人の顔が浮かんでしまうよね。

本編のあと「音声解説」を観た。
2時間ぐらいの長さ、映画2本観たようで疲れた。

エンドクレジット、昔のテレビアニメ風でレトロな感じが面白かった。

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