To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ★★★☆

2007-07-24 23:48:55 | 映画(劇場)
昨日 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 を観てきました。

  

いつも通り面白いけれど、どこか物足りない。
ワクワク・ドキドキの楽しさや高揚感が、以前ほど感じられない。
笑えるシーンも殆ど無くてね。
第5弾ともなると、見る側も慣れてしまったせいなのかなぁ。

とにもかくにも、今作は つなぎ の一本ですね。
ヴォルデモートとの最終決戦に向けての序章。
次回作はもっと見せ場を用意するから絶対見てね ってとこでしょうか・・・・・・

ホグワーツ魔法魔術学校の5年生になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、
セドリックを目の前で亡くした衝撃から立ち直れていない。
悪夢に毎晩うなされる苦しい日々。
学校のみんなは「ヴォルデモートが復活した」というハリーの言葉を信じていない。
おまけにダンブルドア校長までもが、よそよそしい態度で、ハリーは孤独感を深めていき、
その苛立ちを押さえ切れない。

新たに魔法省からきた教師ドローレス・アンブリッジには目の敵にされる。

防衛術を教えるという割には、授業内容はお粗末で、到底実践には役立ちそうもない。
ハリーは、ロン(ルパート・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)に説得されて、校内の有志を
集めて“ダンブルドア軍団”を結成する。
今回初登場の 不思議ちゃん こと ルーナ・ラブグッド(イバナ・リンチ)。
一風変わった個性、ハリーと共通する感性の持ち主のようで、これからの活躍が期待できそう。
そして、チョウ・チャン(ケイティ・ルング)とハリーの初キッス
初めてとは思えないくらい自然で見事でした。
でもセドリックのこともあるし、今回も誤解もあったりして(解消したけど)前途多難に見える。

最大の見せ場は、ハリーたち“ダンブルドア軍団”&大人たちの秘密同盟“不死鳥の騎士団”
ヴォルデモート卿一派との戦闘シーン。

ダンブルドア校長、強い!やるときはやるんだ

またしても、ハリーは一人では太刀打ちできず、大切な人を亡くしてしまう。
大人への成長過程なのだろうが、辛い試練の連続だ。

そして、再確認したのが自分を愛してくれる味方や友だちの存在。
それこそがヴォルデモートには無いものだと。

落ち着くところに落ち着いた感じだけれど、もう一つ感動が薄かった。

まあ、良い子がこのシリーズを観て、立派な大人に成長してくれればね。

ところでハリーとヴォルデモートの繋がりって、何だったのだろう?
最後までハッキリせずにモヤモヤ。
あの「予言」って、そんなに重要だったのかな。

ハリーの本当の父親はヴォルデモートなのかとも思ったのだけど、まさかねぇ~
それじゃぁ、スター・ウォーズになっちゃう!

額に傷を負った際に、ヴォルデモートとお互いの脳を結ぶ回路でも出来てしまったのだろうか。
ってことは、ハリーがパワーアップしたら、こっちから進入して操ることも出来るはずだよね。

最終決戦になったら、どちらかが死ぬのは、予言を聞くまでもなく歴然としている。
そして、ファンタジーで悪が生き残るなんてあり得ない。
でも勝利の代償は大きいのだろう。
「主要登場人物のうち少なくとも2人が死ぬ」という話も出ていることだし。

ここまで来ると、もう母心。最後までしっかり見届けないと。


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