化粧品メーカーの映画鑑賞券プレゼントに当たったので、
セックス・アンド・ザ・シティ を観てきました。
1998年から2004年まで全米で放送されたテレビドラマの映画化。
この作品ではテレビシリーズの4年後を描いているそうです。
ドラマは見ていませんが、映画の冒頭で4人の過去について簡単な説明があるので、おおよそのことは見当がつきます。
映画のヒロインたちは、30代から40代へ。
セックスコラムニストだったキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)は、今や3作のベストセラーを出して、ちょっとした有名人に。
自由奔放にセックスを謳歌してきたPR会社社長のサマンサ(キム・キャトラル)は、年下の俳優スミス一筋。
LAに移住して、彼のマネージメントを担当している。
二度目の結婚後、不妊に悩んでいたシャーロット(クリスティン・デイヴィス)は、中国から養女を取る。
妻として母として平穏な日々の中、思いがけず夫との間に妊娠が発覚。
バーテンダーのスティーブと結婚した弁護士のミランダ(シンシア・ニクソン)は、仕事、子供の世話や義理の母の介護に追われ、余裕のない生活を送っている。
夫婦関係もおざなりになり、夫は浮気!!
ミランダは許すことが出来ずに、別居生活へ。
キャリーが、ミスター・ビッグ(クリス・ノース)との結婚を決めるところからストーリーが展開していきます。
ビビアン・ウエストウッドやクリスチャン・ディオールなど、ハイブランドのウエディングドレスの数々は、ため息が出るほど美しい
キャリーが新居に持って行く洋服を選別するために、3人の前でにわかファションショーを行うシーンも楽しい。
結局は結婚式をドタキャンされて、天国から地獄へ。
そんなキャリーを慰め励ます3人、持つべきものは何でも言い合える女友達か。
4人集まると、まるで女子高生のようなノリでした。
他の3人の生活にも色々な出来事が起き、変化が訪れます。
ラストには、4人それぞれが収まる所に収まって、観ている方もスッキリ出来ます。
果たして彼女たちの恋の行方は、、次週をお楽しみに~
・・・・・・って気を持たせるテレビドラマが向いているかな。
2時間半あまりの映画にしてしまうと、平凡なお話になってしまいます。
ドラマを見ていた人には、彼女たちに様々な思い入れもあるのでしょうがね。
ゴージャスなファッションやライフスタイルは、女性なら文句なく楽しい。
そんなこんなのアケスケな話も刺激的で、ウケているのでしょうね。
まぁ面白いけれど、見ても見なくてもいい映画。
しかし、ミランダの夫は、何で妻に浮気の告白なんかするんだろう。
一回限りのことならなおのこと、自分が後ろめたいからといってパートナーに告白するのはダメだよ。
苦しくても自分の胸にしまっておかないと。
許して欲しいなどと言うくらいなら、最初から浮気なんかするなぁー!
でも半年ぶりにコトに及んでいる時に「仕事があるから早く終わらせて」では、男性もお気の毒でした。
そうそう、失意のどん底で、表情も冴えないキャリーのスッピン姿は見られたものではなかった
化粧や服装ってことだけではなく、いつもイキイキとしていたい。
もう若くないんだから、余計にね。