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My-boomよ、永遠なれ。

熱しやすく、冷めやすいお調子者のマイブーム日記…
いよいよ人生は佳境に“ラスト・クオーター・サバイバル”へ

愛車・BMW(84年式)R100RS改サイドカーのライディング考…その3・最終章

2011-01-08 15:03:40 | BMW R100RS改サイドカー
サイドカーの取り回し
HDサイドカーを乗ったことがないので比較しづらいのですが、車重(愛車)は軽いのでそれほど苦にはなりません。
現在、R100RS用に後進システムを装着することは困難だそうです。5MTギアを前進4・後進1に改造する方法や後輪にバック用モーターを取り付ける方法などがあったらしいのですが…

従って後進は100%人力となります。(つまり自分一人ですることになります)
高速道路の駐車場ではバイク駐輪場に停めることはなく乗用車と同じ仕方になりますが出来るだけ後進発車しなくていいように入り方を考えます。
<SAでの駐車>

コンビニや店舗前の駐車場では水はけを考えて店舗前が緩やかなスロープ(店舗側高い)になっている場合が多いので店舗前の車止めに頭から突っ込んでOKです。跨って出る時はギヤをNにするかクラッチを切ればスルスルを後進し始めます。あとはハンドルを切って方向転換します。
それでも勢いが付かない場合は降りて後ろに押しますがそれほど力はいらないはずです。

通常ほとんどUターンをする場面がありませんが、狭い道でいきなり右旋回で回り切れない場合はあらかじめ右側に寄っておいて左回りでUターンします。
最近ではUターンが必要な時は直ぐに実行せず緩やかな上り坂を探します。路肩が広ければ尚良いし、十字路でも良いのですが跨ったまま坂をクラッチを切って後進し、ハンドルを切って路肩にバイクの尻を向け道に対して90度回転させそしてUターンします。
<Uターン図>


ハンドルを左に一杯に切って側車をふわっと浮き上がらせてアクセルターンでUターンをされる方もおられますが私にはそんな腕も度胸もありません。(バイクにも余り良くない様です)
<片輪走行>画像拝借


愛車のサイドブレーキは購入当時には効きませんでした。走行中のサイドブレーキの引き摺りが怖いので対策してあるそうです。車検上サイドブレーキは必須です。
従って駐車ではギアをローに入れておきます。間違ってもNにして置いてはいけませんし、これはフェリーでも同じです。
坂の場合なら大き目の石やブロックを後輪に噛ますか、車止めにしっかり密着させます。
例えサイドブレーキが効いてもローギアでの駐車や車止めは習慣付けた方が良いと思われます。

駆動&ブレーキそしてサイドカーの挙動
サイドカーと言われる乗り物の奥が深い理由には本車側のみ後輪駆動(1輪駆動型)であることが大きいと思われます。今流行りのトライクのような2輪駆動型の乗り物とは全然別物だと思います。
<トライク>画像拝借


三輪それぞれが非対称で尚且つ異なる性格の動きや役割をすることが制御を難しくも楽しくしているのでしょう。
常識的な駆動(アクセル・オン)をかけると、駆動のかからない側車側に曲がっていきますね。
<アクセル・オン>


今度はエンジン・ブレーキ(アクセル・オフ)をかけると、側車側に惰性がついているので本車側に曲がろうとします。
<アクセル・オフ>


カー側のブレーキは本車側前ブレーキと連動していますので、ブレーキングは比較的安定しています。
もし側車側にブレーキを装着していないと本車側だけで前後ブレーキで停まろうとすると側車の惰性をもろに受けて右側にぶれて行きます。

上記の駆動&挙動特性からハンドル・ワークを考えると…。
素早い発進をしようとすると左側に行こうとするので、ハンドルを右に切るというよりハンドル左を進行方向に押し出す感じでフィックスさせます。
信号手前などで停止するためのアクセルを戻す(オフ)と右側に行こうとしますが、ほぼ直後にブレーキ操作をするので極端にハンドルで押さえ込むことはありません。

それでは緩やかなS字カーブを走行シュミレーションすると…
<S字カーブ>

コーナーリングのキッカケはアクセル・ワークで行います。「適切な進入スピード」と「コース取り」を常に頭に入れておきます。そしてコーナーリング中は出来るだけ前後ブレーキを使わないようにします。
また、体重移動は出来るだけ余裕を持って早めにしておきます。
緩やかなカーブであればMT5速でも問題ありませんが、タイトなワインディングになれば3速・4速、場合によっては2速もあります。

<R1鈴鹿峠>


かなりかっ飛ばしていますが、普段は大人しく走っております。

カーブ類はいずれにしてもスローイン・ファーストアウトを心がけることになります。
「適切な進入スピード」感と言うのは経験値でしか養うことができません。常に前方の「コース取り」を考えて積極的なコーナーリングをしないと思うように曲がることは出来ません。
緩やかなカーブでも集中力の切れた、気の緩んだ状態で突っ込むと曲がり切れず事故りそうになります。

<伊勢湾岸道路・名港トリトン>



最後に
サイドカーをコントロールする上で体重移動も大きな要素になります。
特に側車側(私の場合左側)に曲がる際には、二輪で言うハングオン状態を強いられます。従ってお尻や腰の移動が重要になり、嫌が上でも股関節に負担がかかります。
股関節を悪くしてサイドカーに載ったのですが、本当に性能を出すためには健常者に戻ってからと言う事になります。

パッセンジャーや重い荷物を側車に乗せる場合と空の場合も状況が異なります。安定して走行するには側車側を重くするとかなり改善されますが、機敏性がスポイルされるのでキャンプ・ツーリング以外は空の状態にしております。


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愛車・BMW(84年式)R100RS改サイドカーのライディング考…その2

2011-01-08 10:10:52 | BMW R100RS改サイドカー
細部を含めて車両の紹介をしましょう。
主な仕様
<車検証>

車体の形状:側車付オートバイ 型式:R100RS改 乗車定員:3人
車両重量:350kg 長さ:220cm 幅:164cm 高さ:129cm
前前軸重:140kg 後後軸重:210kg 総排気量:0.98L

※二本サスの最終型

<カー側>


<本車側>


<正面側>


<後方側>


コックピット
<メーター回り>

メーター・ランプ類の上部にあるのがETCアンテナ部と状態表示器。

<速度警告燈>

機能していません。

各部位について
<アールズフォーク>

本車側で一番特徴的なのがこの部分ではないでしょうか?
旧型BMW(R50、R60、R50S、R69Sなど1955年~1969年に作られたモデル)ではサイドカーの装着を前提にアールズフォークを採用していました。
いくつかのメリットが有ると言われていますが、私自身(つまりライダー)が余り見識が無いのでご容赦くださいね。
ホッピングの防止:コーナーでバンクしない分サスペンションに横荷重が掛かります。この時のサス機能が落ちないようにしています。
ハンドルを軽くする:前輪のトレールを小さくする事で操舵力を小さくする事ができます。R100RSはハンドル幅が狭くそれほど軽いとは言えませんが効果が有るのでしょう。
ハンドルシミーを抑える:ハンドルシミーとはステアリングハンドルの振れの事です。これを体験すると乗るのを躊躇するくらい怖いです。

<フロントブレーキ>

BREMBO製です。重い車重をコントロールしています。

<ステアリング・ダンバー>

ドイツ製で大変お高いステダンです。通常は汎用品がカウルから飛び出して装着(1本)されていますが、これはカウル内の狭い場所に2本装着されています。
シミー防止用として効果を発揮します。

<サイドブレーキ>

2008年の大改修まではただの飾りで、車検時に通すために効くようにしていました。現在はちゃんと効く様になっています。
後ブレーキの引きずり防止のためだと聞いています。フェリーで車両甲板に乗せる以外はほとんど使った事は有りません。
普段の駐車はローギアにするだけです。

<前タイヤ>

MICHELIN ラジアルタイヤ 135 SR 15
VWの持つポテンシャルをフルに発揮するスティールベルテッド ラジアルタイヤで、グリップ、耐久性は抜群です。(広告より)

<後タイヤ>

MICHELIN ラジアルタイヤ 125 SR 15
こちらはシトロエン2CV用で非常に入手が困難なタイヤです。
後輪部分はタイヤ幅に対して非常にタイトでこのタイヤしかはまりません。これから長く乗るためにもタイヤの確保が大変です。

<シングルシート>

純正デッドストックを本国で探してもらい、黒ベース赤白ラインに塗装してもらいました。
オリジナルのタンデムシートよりフィット感が有ります。

<クマガヤMKII>

いわゆるGTIIスタイルと言われるもので、太陸モータースが1975年に発表したOHTA BMW GTIIのデザインを模した物です。
どこにも無駄がなく完成されたデザインは秀逸だと思います。これを模す形で繁栄期では国内に10社以上のサイドカーメーカーあったそうです。

<側車の内部&シート>

シートは人工皮革に張り直して有ります。パッセンジャーの乗り心地は決して良い方ではないと思います。(未経験なので適切なコメント不可)
フロントカウルは手動でオープン、アイスボックスや炭、キャンプ道具などいっぱい入ります。

<トランク>

トランク・ラックには長尺モノを括り付けます。
トランク内部には電源強化のため並列にバッテリーを積み込んでいます。こちらには灯油やバイクカバー、ランタン、バケツ?などが入ります。

<側車タイヤ>

こちらはオールド・ミニクーパーにも使われるGOOD YEAR GT80です。
見えていませんが側車側にもディスクブレーキ(側輪ブレーキ)を装着しており本車前輪と連動させて有ります。
この側輪ブレーキはサイドカーの制動距離を縮める他に、コーナーリングに重要なファクターになります。

<キャブレター>

BMWの旧OHV車はBINGのキャブレターを使用していますが、このキャブが曲者らしいのですが私は一切さわる事はありません。
いたって調子は良いのですが小さなゴミが原因でガソリンが漏れることが有ります。対処はガソリンコックをOFFにして走りキャブ内のガソリンを空にすると改善します。

おまけ
<ワンセグアンテナ>

カーナビ(ゴリラ)のワンセグを走行中に視聴出来るように取り付けましたが、殆ど使うことはありません。

側車の位置
<左・右サイドカー>阿山ミーティングにて

愛車は左カー・右ハンドルでいわゆる左側車と言われるものです。周りを見るとサイドカーのベースには圧倒的にHDが多く右側車がほとんどです。
サイドカーとして正規ディーラー車を日本のクマガヤでセットアップしていますので、日本の道路事情に合わせて左側車にしていると思われます。
しかし古い資料を見るとGTIIスタイル全盛期では右側車が圧倒的に多いように見受けられます。

道路がカマボコ型で路肩が下がっている場合、側車が左側にあると安心感があります。また右側車の場合パッセンジャーがセンターライン寄りに位置するので対向車に対して怖い思いをするようです。
逆に左側車でトンネルに入る時にしっかりセンター寄りに走らないと側車が道路幅が狭くなったトンネル入口に激突する恐れがあります。
最近ではETCを取り付けたので負担が少なくなりましたが料金所でも都合が良いです。


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愛車・BMW(84年式)R100RS改サイドカーのライディング考…その1

2011-01-07 16:07:05 | BMW R100RS改サイドカー

<琵琶湖にて>

2008年9月にフロント周り(ステダンやステムベアリング、ブレーキ系統等)修理&交換、側車シート張替えなど行う。

購入とデビュー
我が愛車は2001年春先に85年初年登録されたモノを購入しました。購入時の走行距離は1万kmちょっとだったと記憶しています。
この時期は2~3年程前から膝・足首や腰痛のため(実は股関節変形症の関連病症だったのですが)大型バイク(HDやグッチなど)に跨るのが億劫になっていた頃でもあります。

行きつけのショップ(奥野モータース)の店頭に置かれた直後にご対面となり、そのカッコ良さから即契約となりました。これでキャンプ荷物もいっぱい載せられると大喜びでした。また基本的にはパッセンジャーを乗せることは想定していませんでした。
サイドカーのタイプも砲弾型でなくGTII型の方がデザイン的に秀逸であると感じていました。
(※ここでサイドカーの事を十分考察・熟慮していれば即購入したかどうかは今でも分かりません。)
<奥野モータース>

デビューは友人のHDと共に同年6月下旬に米子方面に2泊3日のキャンプ・ツーリングでした。
車検・整備が5月GW明けにでも仕上がれば練習も十分出来ると思っていたところこのショップならではありますが…。
実際に仕上がったのが出発当日の夕方でした。出発予定は名神を夜走りするため午後7時の予定。

簡単にサイドカーの特性や運転操作をレクチャー受けた後に初搭乗となりガソリン補給も兼ねて街中を20分位流すことになりました。
ショップから数十メートル走って路肩に停車、冷や汗&「あの~真っ直ぐ走らんやん!」それでも時速30km位かと思われるスピードで走りだす。「おまけに曲がらんよ!」交差点で左折すると曲がりきれず危うく対向車にぶつかりかけるわ…。
当然後ろは渋滞、隙をみて乗用車も原チャも追い越して行きます。多分後ろで運転している人は得体の知れない乗り物がのろのろ走っているので迷惑千万であったでしょうね。

スロットルワークや体重移動で操作すると言われていたが役に立ちません。ヘタに二輪の操作感覚が邪魔をしているのか?だって車体がバンクしないからね。
真剣にツーリングの中止を考えたが相方の都合もあるのでキャンプ道具を積み込み旅立つ事に…。
<脅威の積載量>2008年6月・北海道キャンプ・ツーリングより

当然、舟(サイドカー)の中にも荷物は入っています。

あの夜の高速道路での恐怖は今でも忘れません。カーブの大きさを示すR=○○○mという表示や注意書きを見るたびにビビッていました。特に左カーブはベソかきます
<恐怖のカーブR表示>画像拝借

 

真剣に?運転した成果か無事故で幸運だったのか帰宅する頃には3割前後の割合で意図通りの曲がりが出来たかと思いました。
またサイドカーの奥深さも十分思い知らされる事になったわけです。
サイドカー超初心者がろくな練習もしないでいきなり長距離ツーリングが出来たのも、この愛車が如何にバランスの取れた優秀な車体であったのかを示すものだと信じています。

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サイドカーで行く・倉敷ぶっかけ&1400GTRオフ会

2010-02-22 18:43:42 | BMW R100RS改サイドカー
昨日は久々の快晴日曜になりました。
1400GTR Owner's Club(以下オナクラ)のオフ会「讃岐うどん&牡蠣お好み焼き食すツー!」にちょこっとお邪魔することにしました。

特に気合が入ったわけではありませんが、珍しく私としては早めの朝8時半には自宅を出発することが出来ました。
<龍野西SA>

写真には写っていませんがSAには結構なバイク(と言っても20台未満かな)がとまっています。
先日購入したダウンジャケット「ヘンリービギンズ UB-002 ライディングレザージャケット」を着込んでの初ツーリングとなりましたが、フルカウルと言うこともあり軽量も加わって楽勝です。

倉敷ICから県162を岡山に戻るような感じで10分くらい走った所に…
<とも作>

岡山、倉敷にも讃岐うどんのお店が結構あります。

オオ~!見よ、この迫力を!
<とも作ぶっかけ>

丁度お昼すぎの入店でしたが混む寸前だったのかバイクも店前の駐車場に停めることが出来ました。
お店で一番高額メニューをオーダーしました。
大型海老天ぷら2尾と野菜天ぷらとおろし生姜が絶品です。お薦めの930円也!

お店を出る頃には満杯状況になっていました。

そして県162からR2(岡山バイパス)を使い岡山ブルーライン(君津IC)に入ります。
休日で混んでいますが流れは有り、それほどストレスを感じることはありません。
<道の駅一本松展望園>

岡山市内の絵画工房の方が愛車バイクの絵画調アートグラフィのキャンペーンの為に道の駅に来たバイクの写真を撮っていました。
恥ずかしいのですが特に断る理由も無いので好き勝手に撮らせました。

オフ会は日生の海の駅しおじ界隈で行われる五味の市の駐車場で行われました。
<五味の市>画像拝借

好天休日でもあり恐ろしい混み具合です。そしてかき、カキ、牡蠣の世界です。

オフ会の趣旨は名物のお好み焼きを食べることですが、私は先程のぶっかけがまだお腹に残っていますのでお好み焼きはパスしました。
<GTRオフ会>

どうです!レアなバイクですが圧巻のオフ会です。
今回はオープン参加もOKなので私のBMW以外にもHDや他車種も参加しております。

オナクラの方とGTR談議を暫しした後、午後3時過ぎに帰路に付くことにします。

夕方6時頃には帰宅出来ると思ったのが甘かったです。
宝塚の渋滞は覚悟していましたが、今回は西宮名塩SA手前で事故渋滞が重なりました。
少し前から愛車の調子がそれ程良くなく、特にエンストが頻繁に出ておりました。

そしてビッシリと詰まったSA手前の緩やかな上り坂でエンジンがかからなくなりました。
事故渋滞なので路肩側を走れなかったので追い越し車線上です。
愛車を降り更にセンター側に寄せて5分ほどエンジンを冷やします。追い越し車線の後続車はノロノロなので避けながら抜いて行ってくれます。

何とか西宮名塩SAに付くと30分ほど休憩して無事に帰宅することが出来ました。

本日ショップで症状や経緯を話すと「そろそろオーバーホールかな…」ときました。
走行距離は52,000km、いつOHを行ってもおかしくありません。ましてや重いサイドカーを引っ張っております。

順調に行けば一ヶ月くらいで完了するようです。
私としては7月か8月に行く北海道ツーリングまでには慣らし含めて仕上がっていればいいのです。
やはり長期のキャンプツーリングにサイドカーは欠かせませんよ、ホント。

あ~、デジイチを追加でもう一台と思っていましたがポチしなくて良かった…冷汗。


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久々の琵琶湖畔プチツーは…。

2010-01-25 01:36:09 | BMW R100RS改サイドカー
24日は早朝から雲一つないとなりました。
午前11時過ぎから愛車BlackPod(BMWR100RS改)を車庫から引っ張り出し琵琶湖に向かうことにしました。
路面温度計は7~8度を指していて微風ながら冷えます。

安土から琵琶湖干拓地である大中町を抜けて湖岸道路に出て南西に向かい守山、草津方面へ。
<道の駅草津>

琵琶湖博物館や公園施設がある烏丸半島の根元に道の駅があります。
見えているのは「くさつ夢風車」です。
ここには国有数の蓮の群生地があり盛夏のころには美しい花を咲かせます。

湖岸道路は乗用車で混み々で、ペースも上がらないので道の駅で簡単な昼食(カレーうどん)を済ませて早めに帰宅することにしました。

道の駅から少し守山方面に行った所にある駐車場から…
<くさつ夢風車>


<湖畔の駐車場にて>

この角度から見る愛車は本当にカッコ良いです。←親バカですか?

干拓地の真中からうっすらと雪化粧した伊吹山が綺麗に見えています。
<伊吹山を望む>

それにしても今年は降雪量が少ないですね。
以前だと眺望できる山々にはしっかり雪が積もっていました。

この後奥野モータースで休憩して帰宅というしまりの無い走りとなってしまいました。

話題は変わって
十日程前に念願の防湿庫がやってきました。
考えてみればEOSデジ一の本体だけでも3台、コンデジやビデオカメラなど結構カメラが増えています。中にはペンタやリコーGRなどフィルム機もあります。
何と言ってもこの一年でレンズ沼にはまったのが大きいです。

そこで余裕の大きさとして東洋リビングのED-165CDBをチョイスしました。
文字通り容量は約165Lあります。
<防湿庫>


上段にはカメラ本体と広角系レンズとエクステンダーを納めます。
<防湿庫上段>

まだペンタやGRは入っていません。

<防湿庫下段>

中望遠以上が下段に収まります。ゴーヨンもサンニッパも余裕で入ります。

このデカイ箱の肝が背板に付いているドライユニットです。右手が湿度コントロールで約32~48%RH程度にします。
<電子ドライユニット>

省エネ設計により電気代は約1円/日だそうです。

上のデジタル表示が温湿度で庫内の状況を示しています。
下のアナログ湿度計はオマケで付いてきたものをガラスドアの外側に貼っていて庫外の湿度を示しています。
<温湿度計>

庫内外の湿度差は20%以上ありますので確実に効いているようです。

これでひとまずカメラ達には良い環境が提供出来ました。

松山で最新サイドカーを見学。

2010-01-15 12:17:48 | BMW R100RS改サイドカー
今年最初の連休に1000円高速を利用して松山にある有名バイクディーラーに行って来ました。時々
<しまなみ海道:多々羅大橋>

今回はしまなみ海道から松山、今治~徳島、淡路経由のプチツーとなりました。(地図は省略ね)

松山空港の近くにあります。
<バイクハウス阿部>

BMWやHD、DUCATIの正規ディーラーです。BMWの店舗には結構お客さんが入っていました。

これが最新のサイドカーです。
<K1200R + From>

風路夢:フロムと呼ぶそうです。
空力制動も考えられたスポーティーなカーデザインです。

独特のフロントサスです。

ダブル・ディスクのブレーキです。
サス強化とインチダウンとして前15インチ、後16インチ、カー14インチとされています。

カー重量は見かけより軽量化されており、積載能力も高いです。

バイク重量や車高の関係もあり軽くカーが浮くそうです。

160馬力超級が時速200kmを可能にしているそうです。
こんなサイドカー楽しんで乗れるのでしょうか?

体重移動も思ったより容易に出来て戦闘モードには入れます。
バイク+サイドカー+セッテイング・諸費用で約410万円也!!

私には84年式R100RS(70馬力)で十分です。これでも一応時速140kmは出ますんで…。

連載途中ですが…ショップ・ツーリングの報告。

2009-11-30 16:16:48 | BMW R100RS改サイドカー
連載のツーレポ報告の途中ではありますが、ショップ(奥野モータース)主催の一泊温泉ツーリングに参加しましたのでそちらを先にご報告を。

九州からは26日に帰り一日休息?を経て28~29日で参加と言う厳しいスケジュールでした。

今回は4年ぶりに和歌山の川湯温泉です。
熊野川の支流大塔川。静かな山間の清流沿いに温泉旅館が立ち並びます。ここは川原を掘ると温泉が湧き出すという全国でも珍しい温泉です。
毎年11から翌年2月にかけて川をせき止めた、広大な露天風呂が出現します。仙人風呂と呼ばれ、野趣あふれる冬の風物詩として親しまれています。

宿泊は当地屈指と思われる旅館「冨士屋」でショップ・ツーリングとしては二度目の利用です。
<紀伊ツーリング>全走行距離530km


当初お天気についてはいまいちだったのですが、初日は素晴らしいとなりました。
<紀勢大内山IC>

紀勢自動車道はさらに延びています。
今回は16台で17名参加です。
車種は多種多様ですがHDが多いです。複数のショベルも含め48パンやWLAも参加しました。

昼食はここで。
<道の駅 海山>


海岸沿いにある道の駅にて
<道の駅 パーク七里御浜>


道の駅から海岸に出てみると先日13日に尾鷲市沖を航行中の東京発沖縄行きの大型フェリー「ありあけ」が三角波を受けて、御浜町下市木の沖合南約200㍍の海上まで流され、座礁し横転したという船影が見えます。
<横転フェリーありあけ>


宿にはほぼ予定通り4時過ぎに到着しました。
<川湯温泉 富士屋>


この旅館は少々お高めですが大変気持ち良くくつろげます。
もちろんバイク用の屋根付き駐車場も用意してもらいました。←実はコレがバイクツーリングでは重要なのです。
温泉も24時間は入れますし、食事も好評でした。
道を挟んだところに仙人風呂が設営されており、旅館でこれ用にレンタル下着(200円)もあります。スッポンポンで入浴する人は殆どいないそうです。

私はきつめの宴会を経ると疲れがドーと出てきて部屋で大人しくしております。
他のメンバーは仙人風呂やラーメン屋に繰り出し、部屋でもドンドン飲んでおります。

二日目も
<とれとれ市場>

白浜にある広大なお土産屋さんです。

帰路は現地和歌山は快晴なのですが、自宅付近の天気は余り良く無さそうなので阪和自動車道から名神で一気に帰るか、一般道を含めたに名阪国道を経由するか紀ノ川SAで昼食をとる時まで迷いました。
結局西名阪~名阪ルートで帰宅することに。
<道の駅 針TRS>

天気が持ち直したせいかも知れませんが多くのバイクが来ています。

帰路は道の駅あやまで解散し、最後に少し雨に降られましたが夕刻6時に無事帰宅いたしました。

今後、かんばって連載ツーレポを仕上げますので乞うご期待。
ちょっこっとロマンスぽい話ものもあるのよね~。

一年ぶりの信州・木曽路ソロツーリングに。

2009-11-09 23:59:01 | BMW R100RS改サイドカー
ここ2~3週間は引越しやその準備と後片付けに追われており、ブログ更新が出来ずじまいでした。
いちばん厄介だったのはネット環境(光ネクスト)が整えられたのが本日までかかったことです。
何とかメールチェックだけは二日に一回くらいマックの無線LANで行っていました。

その間に浜松の航空祭やバイクショップのツーリングなどもありました。

11月7日…
さて、新しい環境になって初めての更新記事は、一年ぶりになる信州ツーリングです。
今回は一泊二日で好天が続き、少々の混雑も覚悟しなければならない1000円高速を利用するために週末に決行しました。
<信州ツーリングルート>走行距離約770km

安曇野方面に蕎麦でも食べに行こうと単純に名神~中央道で往復する予定でしたが、えらい頑張って走りました。

中央道は中津川ICで降りR19(木曽街道)を北上します。
<道の駅大桑>

思ったほどバイクは多くありませんでした。

創業三百余年という老舗そば屋さんで昼食を
<越前屋そば店>


またまた懲りずに天ざるを注文。

やや甘めのつゆで小海老や野菜の天ぷらとそばを共有していただきます。
はっきり言ってここでは蕎麦を追求・期待していませんので淡々といただきます。1600円也。
盛りそばよりかけそば系の方が麺としては合っているように思います。

もう紅葉は終わっているようです。

県26は木曽と上高地方面を結ぶ最短路で峠近くでは道幅が狭いところもありますが、概ね快走できます。

本日のお宿は
<ペンションありす>自宅から約277km

R158から乗鞍高原に向かう県84と林道で。

さすがにバイク雑誌などで紹介されているだけあって、駐車場もバイク情報誌も完備されています。

ペンションを利用するのは何十年ぶりでしょうか。
6人ぐらいのバイクグループ(SSバイク系)とスクーターのソロライダー、車での中年夫婦などが同宿です。

夕食は白子のフライや白身魚のムニエル風など美味しくいただきました。もちろん赤ワイン(ハーフボトル)も注文して…。

名物の天然かけ流しの露天風呂の後は焼酎を飲みながら中年夫婦やスクーター乗りさんなどと暫し談話しながらネットで明日のツーリング情報を検索しました。


11月8日…時々
当初は翌日の予定は豊科近くの安曇野翁に行ってから素直に帰宅する予定でしたが、白馬にあるラフォーレ白馬美術館にシャガールを観覧するために約100km位R147・R148(糸魚川街道)を走ることにしましたが、これで大きく予定を変更する事になってしまいました。
<ラフォーレ白馬美術館>

11月から休館に入っておりました。

ナビ上ではすんなり安曇野まで戻った方が距離的には短いようですが、この際さらに北上し糸魚川まで行くことにしました。
途中の道の駅小谷でお土産のワインを買って帰路につく事になります。
※当然このワインは月兎のA女史の餌食になることに…

おまけ情報
北陸道の呉羽PA(上)で遅めの昼食を取る事にしましたが、ここで驚きのおすすめメニューにオムライスがありました。
<呉羽PAオムライス>画像拝借

いつも蕎麦しか食べないのですがこのオムライスはGoodです。

激走2009 in 北海道。Vol.Last(最終章)

2009-09-27 21:12:58 | BMW R100RS改サイドカー
9/2

昨日の天気とは打って変わって突き抜けるような快晴となりました。
<赤いベレー>


少し早めに起きてバイクの荷物やカバーなどを日干しすることに…。
<愛車の日干し>


本日は昨年もお世話になった広尾郡大樹町にあるセキレイ館で北海道最後の宿をとる事にしました。
前回の北海道の目玉土産は小樽の酒屋さんでの地酒でした。今回はやはり酒類ですが十勝ワインにすることにしました。
折角なので帯広の東にある池田町のワイン城をまず目指すことにしました。
<阿寒~セキレイ館>走行距離約213km

R38は余りペースが上がりませんでしたが、道道73はアップダウンが適当にあって快適なワインディングを楽しめました。

今回のツーリングでは原野風景を結構走ったので、また違った雰囲気のある牧歌調的な風景の中を走るのも楽しいですね。

小高い丘にワイン城が威風堂々と姿を現しましたが、先に併設してあるワイン工場に向かいます。
<十勝ワイン工場>


空ビンへの充填やコルク打栓、キャッパーに検査などが見学出来ます。
<ワイン工場見学>


ワイン城の正面にから
<ワイン城>

建物のセンスとしては判断しかねますが、迫力ある建造物です。

裏口に回れば普通の施設です。
<ワイン城裏口>


地下の熟成室は一年間を通し、温度約15℃、湿度約80%に調整されており、その中で樽やビンを用いて熟成させているそうです。
<地下熟成室>

販売目的ではありませんがオールドヴィンテージワインも置かれています。

ツーリングを始めて一度も現金を補填していないのでお財布が寂しくなっていました。
したがって今回のお土産ワインはせいぜい2~3本程度しか購入出来ないことになりそうでした。
念のためお店に方に「カード可?」を確認すると「可!」だそうです。
これが引き金となり一気に7~8本位逝ってしまいました。
<ワイン販売コーナー>


目の毒…
<ヴィンテージワインコーナー>


ワイン後日談として…
ワインはシンちゃんのお店(月兎)でみんなで頂く他に、このツーリング後にひかえている讃岐キャンプツーリングにも持って行く予定での購入です。
が、とあるA女史にこのワインの多くが狙われてしまったのです。(涙)
本人はワインが勝手に蒸発したと言っておりますが…

送り状や支払いを済ませ屋上からみる池田町。
<ワイン城屋上から>




もう一つのお土産としてバナナ饅頭の駅前の本家で売っています。
<よねくら>

売り場はバナナの香りがムンムンしてます。

<バナナ饅頭>画像拝借

本物のバナナを使っている訳ではありません。

お昼は帯広でお寿司を頂くことにします。
<寿司考房 山>


帯広のお寿司と言えば「牛トロ丼」が有名ですが、この店が発祥だそうです。
<牛とろ丼のお品書き>


入店寸前でメニューを見ると…
<昼生ちらしの日>


何と昼生ちらし1000円が730円で頂けます!
<昼生ちらし>

メチャお得です。本当は牛とろ丼なんですけど…

私の周りには私を含めあまり恋愛や幸せ君に縁が薄い人が多いので…
<幸福駅>

で幸せグッズを購入。自分の分を買うのを忘れてしまいました。(涙)

道の駅で休憩
<道の駅なかさつない>


とってもみずみずしく、甘いです。
<ゆでとうきび>

よく考えると北海道にきて初めてのとうもろこしです。

本日のお宿に到着
<セキレイ館>


営業部長のみいも今回は愛想が少し良いです。
<みい>


夕方、セキレイ館より近くの晩成温泉に送っていただきました。
<晩成温泉>画像拝借

併設してあるキャンプ場もなかなか良いです。
今回はEOSで写真が余り撮れなかったので、ここで夜空を撮ろう思いましたが月齢のタイミングが悪く断念しました。

夕食はジンギスカンで、相変わらずのボリュームと美味しさが嬉しいです。

今回の同宿泊は横浜からのご夫婦、大阪のビューエル乗りさん、宮城のオフ女史そして長期ヘルパーさんでした。

セキレイ館のスタッフの方々、ありがとうございました。心地よい一夜でした…

9/3

いよいよ、今夜北海道を離れることになりました。
朝食は自家製パンやポテトオムレツなど美味しく頂きました。
<セキレイ館~苫小牧ターミナル>走行距離約213km

天気が良いので襟裳岬を経て苫小牧へ。

出発前の記念写真…私のサイドーカーは人気者でした。
<セキレイ館にて>

この画像をよくみるとサイドカーのBMWのエンブレムが禿げています。(涙)

黄金道路(R336)を走り出すと海岸沿いは濃いガスが出て来ました。
<黄金道路>




しかし、襟裳岬に着く頃には晴れてきました。
今回は襟裳ラーメンは食べません。
<襟裳岬>


ジャケットを干している訳ではありません。
<襟裳岬>


最後の昼食は浦河のお蕎麦屋さんです。
<長寿庵>


最後までエビにこだわってしまいましたね。
<えび天ざる>

1200円(更科+100円)也。
実際サイドメニュー(えび天)と蕎麦を同時に美味しく頂くのは難しいと思います。
蕎麦の状態がどうしても乾き気味になるんですよね。
本当は別々に一番美味しい状態で出した方が良いとは思います。当然お蕎麦からね。

夕方4時半ころにターミナル到着。
<苫小牧ターミナル>

これから6~7時間待機することになりますがベンチで寝ています。

9/4の夜8時半頃に敦賀に到着、その後北陸道をぶっ飛ばして帰ることになりました。

このグタグタのツーリング録を最後までお付き合いして頂きありがとうございました。


激走2009 in 北海道。Prologue
激走2009 in 北海道。Vol.1
激走2009 in 北海道。Vol.2
激走2009 in 北海道。Vol.3
激走2009 in 北海道。Vol.4
激走2009 in 北海道。Vol.5
激走2009 in 北海道。Vol.Last(最終章)


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激走2009 in 北海道。Vol.5

2009-09-26 18:05:14 | BMW R100RS改サイドカー
8/31

今回のツーリングもそろそろ帰路とコース取りを考えなければならない時期に来ました。

「もう一度、知床横断道路を走りたい!」と言う気持ちが沸々と沸いて来ますが…
天気が又もや下り坂とのことで迷う所であります。

取り合えずR238オホーツク海沿いを網走方面に向かうことにします。
<美深~清里>走行距離約302km


標高376mよりサロマ湖を一望できる大パノラマ展望台が道の駅から登るとあるのですが根性なく今回はパスします。
<道の駅サロマ湖>


昼食は道の駅の食堂で…
<ほたてカレー&そばセット>


おそらく晴天でキャンプ連泊できれば設営したい場所を視察に。
<キムアネップ岬>

サロマ湖に突き出すように岬があり、朝日・夕日とも絶景であるとの情報もあるし…。

利用料は無料ですが綺麗に整備・清掃されています。
<キャンプ場>


翌日の天気の様子も見ながら知床に行くかどうかを決めるため、宿泊地を探し始めます。

網走を越え知床国道(R334)の付根あたりにあるライダーハウス・クリオネを候補にし、幾度か携帯電話から連絡を取るが繋がりません。
ここは温泉もありRHとしては人気もあります。
<RHクリオネ>画像拝借

ところが連絡が取れないまま、現地に着くも宿に人の気配がありません。
どうも近くの温泉の整備の為に不在であるようですが不安になります。

迷った末に別の宿泊地ライダーハウスを目指すことにします。
実はこの判断こそ、今回のツーリング最大のイタイものになってしまいました。

クリオネのある斜里を南下すると清里町という所に「みちばちのお宿 フレンドハウスさとう」と言うライダーハウスがあります。
近くに温泉施設もある道の駅さっつるもあります。キャンプ場や宇宙展望台など興味を抱くものもあるし。

資料には「とっても静か、ゆっくりと休みたい時におすすめ」とあります。
電話では少し分り難い所にあるとのことでしたが、少し探していたらご主人と出会いました。

そして、紹介されたハウス…汗・汗・…ネット上検索かけましたが何処にも拝借する資料画像ありません。
はっきり言って写真を撮る意欲がシャレでも沸いてきません。

一泊1000円払うも、記帳なし。
おそらく8畳位のプレハブ一部屋に電灯一つ、流しとトイレ(別部屋)は一応ありますが使う気分出ません。
絨毯には所々シミ(吐いた後のような)と臭いがします。ぼろなデスクと記録ノートが数冊。

ご主人「今夜は裏で通夜があるので少し騒がしいよ。あと食事は表通りのラーメン屋ね…」

先日のみどり湯との余りの差にショックで唖然でしたが、気を取り戻し食事と買い物をに出ましたが温泉は最悪の定休日でした。

酒を呑んでも真夜中に目が覚めたのでデスク上にあるノートを読み始める事にしました。
何日か前にやはり一人で宿泊したライダーが居るらしい。どうも同じ心境のようです。

ここで記帳することにしました。
酒も入っておりノートに直書きするととても読めない文章になりそうなのでワープロで下書きしたものを転記した。
幸い?その下書き分が残っていたのでそれを掲載します。
少し長文ですが心境を表していると思います。写真が無い分、下手な文章で許してください。



2009.8.31 曇り

昨年6月に続き二度目の北海道バイク・ツーリングです。

24日に苫小牧に上陸、25日に札幌にて所用を済ませR232を一路北上し初山別にあるみさき台公園にてキャンプ泊後、稚内のRHみどり湯で連泊。
その後、美深(名寄の北)でキャンプ連泊後に知床を走る為にこのRHにお世話になりました。

最初にこの建屋を見て「え~」って感じ」でした。
おまけに私一人と言う寂しさ。ちょっと独特の香りもするし…

到着後寝床の準備をしたら表通りのラーメン屋さん(スナックかな?)にて生ビールと野菜味噌ラーメンを美味しく頂きました。
お店のお母さんいい味出してます。ちゃんと選挙の話しました。自民党ボロ負けね。

斜め角のお店で焼酎とつまみを購入後、明日の予定を立てています。

明日は天気あまり良くないそうです。
出来れば知床~根室、釧路くらいまで走りたいのですが、もしかして直接釧路に行ってしまうかも。
前回に知床は走っているので無理はしない予定です。

夜中に目がさめてこのノートに目を通しています。
時が止まったように数年前の記録もそこにありました。なんせ表紙が平成16年だもの…

みんな若いです。
30年前の自分を見ている様です。

雨が降りそうだとか、風が強そうだとかそんな試練を先読みして安泰に旅をしている自分に気付きました。
孤独の中で自分を見つめ、鍛錬し向かわなければならない自分の未来を探す旅ではなかったのか?

焼酎が頭の中を徘徊しています。

もしこのRHで一人になった人は、静寂の中、孤独を楽しむと良いでしょう。

自分は何処に向かうの?自分は何者?何をリスペクトするの?ちゃんと親孝行してる?…
旅の合間に深く考察する時間を与えてくれたこの地に感謝を。

滋賀のビーマーより

PS
もし何年か後にこのRHに来た時にこの旅メモが自分の軌跡であれば幸いです。



9/1

早朝から思いっきり降ってます。
今日は一日中雨の中を走る事になります。知床や根室を断念し、まずはR391~道道53を一路南下します。
<清里~阿寒>走行距離約123km


釧路のライダーハウスを予定していましたが、気分的にはかなり参っているので一人静かに身も心も休めたいのです。
最終的には釧路より20km位走ることになりますが「道の駅阿寒丹頂の里」に併設している「サークルハウス赤いベレー」と言う温泉宿泊施設に転がり込む様にしてチェックインをしました。
<赤いベレー>画像拝借

ずぶ濡れ状態で昼前に寄って直ぐにチェックインさせて頂き感謝です。一泊二食6000円也

土砂降りでバイクを施設の中に入れたかったのですがサイドカーの幅では無理なので結局カバーをすることに。
濡れた衣服やブーツをメンテ後、昼食、温泉(源泉掛け流し!)、資料整理・予定立て、洗濯…

夕食にはワインも開けリフレッシュ出来そうです。



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