厚労省は23日、ワクチン接種後の死亡事例を報告、モデルナ製のワクチン接種後に男性1人が死亡したと公表した。モデルナ製の死亡事例は国内初めて。また、ファイザー製では、新たに159人が死亡。これで2月17日から6月18日までの死者は355人となった。
(※のちに、症例が重複していたとのことで死者は354人に訂正されました。2021.7.8更新)
6月9日からの2週間で159人の方が亡くなった。厚労省の資料を見ると、前回同様、80代が最も多く71人、次いで90代38人、70代35人、60代7人。若い世代では、20代、30代、40代、50代各1人となっている。新たに亡くなった159人中、接種2回目で亡くなった人は37人と2割に上っている。前回は接種開始から間もなかったこともあってか、2回目で亡くなった人は9人だった。死因を見ると、心筋梗塞など心臓障害が圧倒的に増えている。くも膜下出血は相変わらず多い。
ワクチン接種開始から4ヵ月で355人もの死者が出ている。この事実をどう受け止めるのか。高齢者で基礎疾患(持病)のある人の接種はもっと慎重に行われるべきではないのか。接種との因果関係は殆ど不明とされているが、あまりに亡くなる方が多すぎる。
(これから山口へ移動するため、時間がないので取り急ぎ)
※のちに、症例が重複していたとのことで死者は355人から354人に訂正されました。(2021.7.8更新)
《関連記事》
・モデルナ接種後で初、高齢男性死亡…ファイザー製は計355人・うち78人「因果関係評価中」(読売新聞 2021.6.24)
《関連資料》
・厚労省。新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要~コミナティ筋注、ファイザー株式会社(6.23資料)