yamanba's blog

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小川内の杉、 移植から5年が過ぎて

2021-08-06 09:13:00 | 五ケ山ダム

五ヶ山ダムを視察した後、いつものように「小川内の杉」に会いに行った。気のせいか、少し元気がないように見えた。樹皮が生き生きとしていない。昨年、母親杉(一番奥)の先端が枯れて切られていたので心配はしていたが、やはり暑さのせいだろうか?今もミスト散布は続けられているようだが、標高500m付近でも気温は30℃近くまで上がるので、巨木にとっては焼け石に水なのかもしれない。移植前は、水が豊富な森の中に生きていたので、樹皮にたくさん苔がついてプリプリしていた。これほどカラカラになることはなかった。

 

移植から5年が過ぎて、人々の関心は薄れてしまったのか、ここを訪れる人も少なくなった。この日、お父さんが男の子を連れて「親子杉」を見に来ていた。さぞかし、杉も喜んでいたことだろう。

 

 

撮影日:2021.8.4

元気かな? 

 

 

 

 

 

樹皮に元気がないかな

 

 

 

 

 

母親杉の先端が痛々しい(一番左)

 

 

 こちらは移植直後(2016年5月15日撮影) 

 

 

 

「小川内の杉」の孫たちも大きくなっていた(背後に見えるのは山祗神社)