yamanba's blog

報道されない情報を発信します
気分転換に山の話題など

高島市長、来年夏の参議院選に立候補!?

2018-04-16 17:35:50 | 福岡市政

福岡市長選まで8か月を切り、選挙選の動向が気になっていたところ、今朝、新たな情報を目にした。地元情報誌「HUNTER」によると、県政界内で、高島市長を来年夏の参院選に自民党公認で出馬させ、定数3の福岡選挙区で2議席確保を狙う動きがあるという。国政進出を後押ししているのは、高島市長が後ろ盾としている麻生副総理。同誌によると、先週末、香港で行われていたラグビーの国際大会を視察した小川県知事一行の関係者が、香港のシェラトンホテルで高島市長と中村明彦県議(自民党県連会長代行で麻生副総理の側近)が話し込んでいるのを目撃したのだと。もちろん公務ではない。

麻生副総理は、改選議席3の福岡選挙区で2人の公認候補を擁立するというのが持論らしく、一人は現職の松山政司参議院議員、そして、もう一人の候補者というのが高島市長。すでに一部のメディアもこの話を確認しているらしい。当の本人も「市政に飽きた」ということのようなので、出馬の可能性は高いのではないかと。まったく、何のために市長をやっているのかと思ってしまうが、当初から国政進出の噂はあったので、市長はそのための踏み台にすぎなかったのだろう。それくらい、市民に寄り添わない市政が続いている。

そこで気になるのが、次期市長候補。「HUNTER」によると、今年4月からKBC九州朝日放送などでコメンテーターを務めている元厚生官僚の武内和久氏が噂されているという。武内氏のプロフィールをみると、出身は福島県で福岡市内の小学校から久留米大附設中学・高校に進み、現役で東大法学部に入学。卒業後、厚生省(現 厚労省)に入省、医療、福祉など社会保障政策の企画立案に携わるとある。外資系企業に出向するなど異色の経歴で知られ、数年前には、自民党福岡市議団が勉強会に講師として招いている。なかなかのキャリアの持ち主だが、政令市の首長としてはどうなのだろうか。

ところで、自民党福岡市議団といえば、福岡空港出資問題以降、高島市長と対立していたが、昨年6月会長に就任した森議員(親高島派)が、会派の合意を得ずに高島市長との協調路線にかじを切ったため、所属議員の不満が噴出し、今月、執行部全員が辞任に追い込まれるという異常事態に。現在は、南原議員(中立派?)が会長に就任し、落ち着いているようだが、高島市長に対する反発は根強い。それゆえ、仮に、高島市長が3期目の出馬を決めたとしても、今の自民党福岡市議団が支援することはないだろう。そうなると、ますます高島市長の国政への転換は現実味を帯びる。いずれにしろ、市民の声に耳を傾ける市長が誕生してほしいと思うのは、私だけではないと思うが。

 

 

今月1日、福岡城鴻臚館まつりで初代福岡藩主黒田長政に扮する高島市長 殿の心中はいかに

(写真:高島市長ブログより)

 

 

《関連記事》

高島福岡市長周辺で参議選擁立の動き ちらつく麻生財務相の影(HUNTER 2018.4.16) 

高島市長、職責果たすより国会議員バッジが欲しい?(NET-IB News 2018.4.16)

「参院選 福岡で2人」麻生副総理、複数擁立に前向き(産経ニュース 2018.4.16) 

「対市長」巡り会派亀裂 自民福岡市議団会長辞任 若手議員らに不信感(西日本新聞 2018.4.7)