yamanba's blog

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博多陥没事故~陥没直前写真

2016-12-20 17:31:30 | 博多駅前陥没

福岡市がひたすら情報を隠蔽する中、今日、NHK福岡が独自に入手したという陥没直前のトンネル内部の写真を公開した。天井の一部が落下し、埋め込まれた鋼材(ロックボルト)がむき出しになっている様子や、地下水が地面にあふれ出している様子がわかる。(下写真)また、当時、現場にいた作業員9人(解雇された)が腰の高さまで水が迫る中、避難していたこともわかった。その上で、原因の解明に欠かせない当時の写真や作業員への聞き取り結果が公表されていないことに触れ、福岡市の情報公開の進め方に課題(指摘)があることを伝えていた。加えて、市議会から早期の公表を求める意見があることも伝えていた。

福岡市の議会や市民への情報公開拒否が続く中、メディアによる公開が進む。本来、自治体から知らされるべき情報が、メディアからしか得られないこと自体、異常なことだと思うが、福岡市は来年3月まで公表しないつもりなのか。写真はこうして公開されているが。

 

《追記 2017.1.19》

福岡市がようやく写真を公開した。福岡市は、1月16日、地下鉄七隈線延伸工事における道路陥没事故と設計・施工の経緯について」を発表し、この中で写真を掲載している。NHKが独自で入手したという写真と全く同じものだが、画像はかなり鮮明だ。


 

以下、NHK福岡ニュースより(2016.12.20)  

土砂が落ちはじめている   (陥没前日11月7日の写真はこちら) 

 

福岡市が公開した写真

 

 

 

 

 

天井に穴が開きはじめている

 

 

 

 

 

 ロックボルトが見える 

 

 福岡市が公開した写真

 

 

 

 

 

床に地下水が溜まりはじめている  緊迫感が伝わってくる 

 

福岡市が公開した写真 

 

 

 

 

 

 

《関連記事》

NHK福岡。陥没事故 情報公開に課題も(2016.12.20)